カイロで健康

旧 スクワット

旧 スクワットで足腰を痛めた症例を、考察してみました。


旧 スクワット

■はじめに

60歳代、男性、土木建築業、年に数回来院。
お腹を凹まそうと、スクワットをしていたら足腰がいたくなってきたので、止めたのだが、痛みがとれない。

・症状と結果

うつむき時に左の足が5mm短く、ぎっくり腰のようになっている。
骨盤と、腰の骨5番と1番を調整。
首の骨5番、2番も大きくズレている、手を組んで押さえていたようだ。
足の筋肉、腰の筋肉が張っているので調整。
足首、膝、股関節も、念のため調整。
帰りに痛みは回復しました。

・あとがき

学生時代を、思い出して腰をかがめて立ち上がる昔のスクワットをして痛めたようです。
あのころは、ウサギ跳びなんかもしてましたね。

メルマガ832号

今のスクワット

旧スクワットは、腰をかがめていました。

膝を折り曲げ腰をかがめるまで下げて立ち上がる繰り返し運動をしていました。
ウサギ跳びと共に、屈む体勢をしなくては、と前はガンバっていました。

腰の角度を見てみると、膝より腰が下がり、45度となりました。
腰への負担増、膝関節、足関節への負担が大きく、痛めやすいのがわかります。


今のスクワットでは、股関節から曲げます。

見た目、腰が大きく曲がっているようにみえますが、70度と、旧 スクワットより腰に無理がかかっていません。

膝も曲げ角度か緩やかで、筋肉、靱帯が無理に引き延ばされてはいません。
膝は、曲げきらないので、無理がかからず、痛めにくいと考えられます。

体操は、体を痛めないようにトレーニングしましょう。

カイロで健康
「臨床」