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頭痛

臨床で頭痛の患者さんは、後頭部の硬直が多いので考察してみました。


後頭部の硬直

頭痛で来院される患者さんの特徴は、

後頭部、後頭骨と首の骨1番の部位。
後頭下筋(大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)に硬直を触診することが多くあります。
また、首の骨1番の調整によって、触診していると軟化していく感じや、患者さん自ら緩んでいく感じを経験されます。


後頭部の痛み

また頭の後ろが、痛いのもよくあります。

第2脊髄神経の先が、後頭部に走行しています。
頭の後ろが痛いときは、首の骨2番にも硬直が触診されます。
そのため第2脊髄神経に何らかの影響を与えて、頭の後ろの皮膚感覚が痛みを出している考えられます。
この場合、首の骨2番、3番の調整が有効です。


頭の前が痛む

頭の前も痛いと話されることもあります。

頭の前も痛むといわれる患者さんは、頭の後ろも痛みます。

頭の後ろから前へは、表情筋である後頭前頭筋があります。
その筋は、前が眉毛のあたりから起こっていて、痛む部位と合致します。
また、後頭前頭筋は、皮膚と強く結合していることから、頭の後ろの皮膚感覚が痛むのが、伝わったと考えられます。

施療効果が出るのに、回数がかかることから、症状が悪化したタイプだと考えられます。


後頭下筋が硬直する原因として、

頭だけ上を向いたり、のぞき込むような不良姿勢が問題だと考えられます。

参考にどうぞ

天井掃除 / 目薬 / ものほし / 遠近両用めがね / テレビを見る姿勢

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