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割窓理論

割窓理論(ブロークン・ウィンドウズ・セオリー)

「1枚の割れた窓ガラスをそのままにしておくと、やがて街全体が荒れて犯罪が増える。
だから1枚のガラスでも割れたらすぐに修繕しよう」という犯罪予防理論を、ジョージ・ケリング博士が発表し、
ニューヨーク市のジュリアーニ前市長が実践しその結果7年間で殺人率を67%も減少させる事に成功しました。

割窓理論 を、カイロプラクティック的に考察してみると
1つの関節のひずみが、体全体に影響を与え、やがて慢性の痛みや病気を引き起こす。
だから、「関節のズレが発生したら、すみやかに修正しましょう。」と考えます


重力と目線

重力と眼線の関係

水平な地面で重力に対して、立った場合。目線が水平になるように、体は調整しています。
つまり、地面と平行になるように、背骨や骨盤などの関節を使い無意識のうちに調整しています。

背骨は、常に重力方向(地面に垂直)になるように、コントロールされていることになります。


背骨のズレと補正のスパイラル

■モデルで考えてみますと。

無理な姿勢などの原因で、
腰の骨4番が、ズレることで、腰の骨2番が、背骨の垂直を保とうとズレてしまいます。

ズレた部位は、動きが制限され、背中の骨9番などに負担がかかり、次々と悪くなっていきます。

これを、「背骨のズレと補正のスパイラル」と名付けました。

この場合、腰の骨4番と背中の骨9番を修正すれば、腰の骨2番と背中の骨7番は、自然に回復し、正常な背骨を回復させることができます。

関節の障害が発生したら
すみやかに、回復する1ヶ月以内に施療しておくことが大切です。

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