カイロで健康

骨盤ベルトと回復

骨盤ベルトと回復そこで、牽引していた患者さんを調べて、牽引と回復を考察してみました。
●はじめに
50歳代、女性、立ち仕事
右のぎっくり腰で、1週間経っても良くならない、3年振りに来院

右の腸骨の後方変位、腰椎4番の右変位を調整。帰りには、だいぶ良くなった。
4日後に再来院、ちょっと良くなっていたのだが、まだ痛む。

・・・ちょっと回復が遅いな・・・カルテを見直すと、
3年前も同じような5日後に来院している。 3年前も同じ9月に来院している。 3年前も同じ部位を調整している。

腰部を触診し直すと、腰方形筋の腸骨付着部が、伸びた感じがする。
そこで、ひょっとすると、骨盤ベルトしてます??

ええ、仕事の時に、腰がズレないようにゴムの骨盤ベルトしてます
夏は、汗かくので使っていないですが・・
回復が悪いのも、症状の発生時期も、原因は、ゴムの骨盤ベルト!納得!

・あとがき
施療前に、骨盤ベルトを外す患者さんは、跡も残ってますのですぐわかります。
しかし
今回は、仕事の時だけに使用していたようです、そのため、跡もなく解りませんでした。
初検時に問診で聞いたと思いますが、今使っていない=使っていない、と言うことも過去にも、ありましたな〜。

ベルトの触診 骨盤ベルト使用の患者さんの、触診での特徴は、

・骨盤ベルトの端に当たる腰椎の大きなズレが診られます。
・骨盤ベルトの部位が、やわらかい、プニュプニュ、ふやけたような感触があります。
 時には痩せていたり、変色が診られることもあります。
・骨盤ベルトの上部は、横に筋張る、ひものような感触があります。
・骨盤ベルトの下部は、腸骨に沿って筋肉が伸びた感触があります。

ベルトと急性の回復日数 骨盤ベルト使用の患者さんの回復と、
急性腰痛の患者さんの回復日数を調べたところ、
骨盤ベルト使用の患者さんの回復は1日遅れていました。

現場で感覚的には、回復には、もう少し長いように感じていましたが
意外にも、急性腰痛とほぼ同じような回復期間でした。

ベルトと急性の施療回数 骨盤ベルト使用の患者さんと急性腰痛の患者さんの回復回数を調べたところ、
平均2.5回と、同じになりました。

骨盤ベルト使用と急性腰痛と同じような回復をしていることから、痛めている部位は、筋肉や筋膜など浅い部位が多い状態であると考えられます。
逆に
骨盤ベルトにより急性腰痛のような症状が作られるとも考えられます。
骨盤ベルトは、急性腰痛と同じぐらい回復期間がかかります、気をつけましょう。 
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