滋賀県在住のCno です。
 それは、大阪へ遊びに行っていた帰りの事でした。
国道307号線を愛車(DIAMANTE)で走っていましたが、途中、眠くなって来てしまいました。
しばらく我慢して走っていましたが、いよいよ限界です。
それからしばらくして、山中にしては、道幅十分、路肩も有る所に出ました、迷わず路駐!!
車内で仮眠を取る事に慣れている僕は、その時も「事故る前に・・・」と思い、
車を止め仮眠を取る事にしたのです。

ライトを消し、エンジンを止め、目をつぶりました・・・・・。
街灯も民家も何もない森の中、真暗闇です。
しかし眠れません、車のすぐ横を誰かが歩いている様な気配がするのです。
それも、2人・・3人・・・・、森の方にも気配が・・・、全部で10〜12くらいの気配を感じるのです。
そして、だんだんと気味が悪くなってきた僕は、仮眠をあきらめ、また帰途に着く事にしました。

エンジンをスタートして、一瞬の間、
そして、ライトを灯けたら車の前に、、、、、ギャーー!!
などという事になったらどーしようか? などと思いながら、
ライトを点灯、ATをDレンジにいれ、車を走行車線へと・・・。

そして気が付きました、
そこは、つい先日、十回忌が終ったばかりの信楽高原鉄道の列車事故現場から
数百メートルと離れていない所だったのです。
時間は、午前2:30ごろだったでしょうか・・・・。

    平成十三年六月の事でした。

                                 平成十三年六月二十日   Cno

Cno のひとり言