滋賀県在住のCno です。
 高校時代からの友人であるYさん(霊感強い)という人がいます。
Yさんは、僕の趣味である読書、音楽、ドライブ、スキー等共通点が多く、
当時は、よく一緒に遊んでいました。

そしてあの日がやって来たのです。
滋賀県○○町にある僕の持ち家での事でした。
僕が使っているのは、2階の南側の部屋でした。

その日は二人で映画を見ていました。
Cno 「ごめん、ちょっとトイレ行ってくる」  と言って僕は1階のトイレに行きました。
そして、用を足してトイレを出た所で思わず足を止めました。

トイレを出た所は、左へ行くと階段、右は掃出しにカーテン・・・。
カーテンの辺りから凄まじいまでの気配を感じるのです。それも憎悪や恨み、悪意などが凝り固まった様な・・・殺気と表現するほうがいいかも知れません。僕は、その時身の危険を感じました。

 しかし、わざわざその事をYさんに言っては、返って怖がらせる事になるかもしれない。
と考え、冷や汗を拭い、早鐘を打つ心臓をだましだましに二階に戻ったのです。
そしてしばらくして、今度はYさんがトイレに行きました。

・・・・・・・・・・。
ダンダンダンダンダダンダン!
Yさんがダッシュで二階に戻ってくるではありませんか!  そして第一声
Yさん「なっなんか居る!トイレのとこになんか居んで!!」
Cno 「あ、やっぱりなんか居た?」
Yさん「知っててんやったら先っゆっといてよー!」
僕の気のせいだ!と信じたかったのですが・・・。やはりこの家は幽霊屋敷と命名するしか・・・。

     平成九年だったと思います。

                                   平成十四年六月    Cno                           

Cno のひとり言

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