CANDY

色とりどりの小さなCANDYがいつもの定位置に入ってる。
色も味も大きさも。いつもバラバラだけど

イチゴ、オレンジ、レモン。
ミント、コーヒー、紅茶。

それは涼兄ぃのいつものくせ。小さな時からの。
いつも、わがままを言って自分を困らせる啓兄ぃとあたしのため。
そんなの嫌だと言って泣く口によくほりこまれた。
小さかったあたし達はそれで機嫌を直してた。
たったあれだけのものなのに。

もうあたし達十分大きくなったのにね。
それでも今でも持ち歩いてる。

緒美知ってるよ。
ほんとは涼兄ぃがCANDYが好きなこと。
でも自分だけで食べるの嫌いなこと。

うんわ。すいません。字殴ってる本人が砂糖吐き出してました。
甘くないっすか? 
やっぱあたしの頭の中のキャラクタは甘党みたいです。ええ。だめですかね?
これは遅ればせながらですが、222『フフフのアニキ番号』を踏んでくれた羅紗ちゃんに。却下は甘んじて受けますので。いつでもどうぞ。

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