雪の降る春に現れた不信人物。
日によってコロコロと表情を変える。例えるなら透明。
肩で跳ねたクセ毛や半月のような瞳は、
ともすれば少年のような特徴になりがちだが、
彼女が纏うその空気はそんな予断を全て払拭する。

弘耶にとって幼馴染のような存在。
よく怒るが機嫌を直すのも早い。サバサバした性格。
よく手が出るが、実は運動神経が良いわけでも、怪力でもない。
世話好きに見えるが、実は世話好きでもなんでもなく、世話され好き。

主人公の隣の席の生徒。
どちらかというと物静かな方だが、特に無口なわけでもない。
最近は隣の席のよしみでよく居眠りする主人公を
起こすのが日課になりつつある。そして本人もよく眠る。

突如弘耶に告白かました後輩。
シャカシャカと、常に動いている。猫かお前は（弘耶談）
ぱっと見ではひたすら攻勢攻勢攻勢ッ！
だが引き際も知っている。
その引き際は一般人には割と判り難い位置にある。
リボンでまとめた赤毛入りの髪が自慢らしい。