<愛東町横断30キロ 〜美しき妹の人間破壊〜> ことのはじまりはこの言葉から。 HARU:「妹いくぞ」 青柳 :「は!?(気でも狂ったか!?)」 本日偶々HARUと会う予定があったために拉致された悲しき青柳氏(特撮オタ)と共に、 突如滋賀県愛知郡愛東町・妹を目指すことになったこのなんの脈絡もない旅。 もうね、よくよく考えたらこの旅、この地名だけをてがかりによく行く気になったものだと。 アレですよ、その土地には妹しか居ないとかいう夢のような地域ならまだしも。 田んぼと畑と数えるばかりの民家しかない土地ですよ。すぐそこには山が迫り、木々は多い茂り、ですよ。 妹には茂っていちゃいけないんだ!つるぺたがいいんだ!(最悪) 何が困ったかというと、道の手がかりがまるでない、ということですね。 「愛東町」ならまだしも、その中の「妹」となるともうまるで分かりません。 もう闇雲に走ったり、iモードで必死に地図を検索し、愛の力で呼び合いながら少しずつ近づいていく。主に愛の力。 てっとり早い手段が、田んぼで農業に励むじいちゃんばあちゃんに尋ねる、というものですが HARU:「すすすすいません、ぼぼぼぼ僕の妹どこですか?」 といういかにも変態な質問になりそうなので最終手段として封印。いや、「僕の」て。 結果、二時間ほど探し回り、車中で互いを罵倒しながらもやっと到着。 「妹」は中学校の近くにありました。運命的。 これが「妹中学校」って名前だったらすぐさまこの地に引っ越そうと思いましたけどね。 やべぇぜ、12人どころじゃねぇ。ん、何がって、生徒は全員妹でしょ? 近くの駐車場らしきところに車を停め(興奮しすぎて縁石にちょっとこすりつけた)散策開始。 すげぇ、本当に妹だ! なんか青空の下で見る妹はいつもパソコンの前で見る妹と全然違うぜ! 丸みを帯びた文字がまたいやらしい。なんか勃ってきた!(最悪) いやぁ、本当に妹って地名なんだぁ、と感心しつつ看板に従った方向へ散策続行。前かがみで。 ちなみに小ネタ。 愛東町という名前にちなんで、この辺りはやたらと「ラブ」「愛」を駆使している模様です。 いや、島でもなんでもないですやん。 ちなみにその橋のかかってる川(というか溝) めっちゃにごってますやん。 妹アイランドとかにしておけば夢も多少膨らんだものを。とりあえず和英を統一しましょう。 まぁ、そんな小ネタも挟みつつ、車中が長かったせいでハイな我々は散策を続けます。 最初「妹化」に見えて思わず辺りを見回しました。猫とか犬とかバッタとかが妹に変化してないかな、と。 妹南、妹東、妹西も全て制覇したかったけど、歩き回った範囲で見つかったのはこの標識だけでした。 妹の中心で愛を叫びたかったのだけども。 やたらと車も出入りしているので行ってみることに。妹セリ市とかだったらいいなぁ。 と、なんと「妹」の名物はマーガレット(多分)だった模様です。 一面に咲き誇るマーガレット(多分)は中々の絶景。建物はマーガレットステーションなるみやげ物屋。 ジェラートなども売っており、普通に美味しかったです。 細いながらも一応国道に面しているので、ドライバーの休憩所的な役割を果たしてるっぽいですな。 普通に満喫したあと、記念に妹産のハーブティーを買って帰ることに。作用は「安眠」 「おにいちゃん、おつかれさま。紅茶いれてあげるよ。ゆっくり眠って、ね?」 やべぇ(中空に向けて薄ら笑い) 他にも「ストレス解消」「ダイエット」「おなかすっきり」「口臭すっきり」などの作用のハーブティーがありました。 どれも妄想の翼が大きく広がりますが、口臭だけは謎。どうすればいいんだ。 なかなか、普通に面白かったですよ。 当然のことながら、今回の旅は完全に観光客として、前かがみとか薄笑い以外、 怪しい真似はナシでいきました。 ポスターとかフィギュアとか持って写真でもとるかなぁ、と最初思ってましたけども 持っていけば自分の満足と引き換えに多くの人を不幸にすると思われたで止めときました。 つぅか屋外では痛いのでやめておきましょう。やっぱり男は度胸! 妄想で勝負! 妹はいつでも振り向けばすぐそばに! (妹産ハーブティーをパンツでも嗅ぐかのようにくんくん嗅ぎながら絶叫) |