永恵化機では冷媒(フロン類)の回収のご依頼をお待ちしております。

フロンとは何か?

フロンとはフルオロカーボン(フッ素と炭素の化合物)ですが、CFC(クロロフルオロカーボン)、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)、HFC(ハイドロフルオロカーボン)フロン類と呼んでいます。化学的にきわめて安定した性質で、扱いやすく人体への毒性が小さい性質から、エアコンや冷蔵庫などの冷媒用途をはじめ、断熱材などの発泡用途、半導体や精密部品の洗浄剤、エアゾールなど様々な用途に活用されてきました。しかしながら、オゾン層の破壊、地球温暖化といった地球環境への悪影響が明らかにされ、より影響の小さな物質への代替が可能な分野から勧められています。



※南極のオゾン濃度の変化を表した映像です。赤に近づくほど濃度が高く、逆に紫に近づくほど低くなります。

Ozone minimum concentrations, 1979-2013 By NASA Goddard Space Flight Center

フロン類の回収が重要です

フロン類は、家庭用のエアコンや冷蔵庫、カーエアコン、業務用の冷凍空調機器などに冷媒として使用されています。
これらの分野ではノンフロン化が進められているところであり、家庭用冷蔵庫など一部の分野ではノンフロン冷媒が実用化されていますが、現在のところ、すべての分野での実用化には至っているわけではありません。

フロン類の大気中への放出を抑制していくためには、フロン類の回収が重要になります。
日本では、家庭用エアコンや冷蔵庫は家電リサイクル法によって、カーエアコンは自動車リサイクル法によって、それぞれフロン類の回収が行われています。業務用の冷凍・冷蔵機器及びエアコンは、「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律(フロン回収・破壊法)」にもとづいて回収が行われています。
みだりにフロン類を放出すると、「罰則」が科せられます。

対象となるフロン類

CFC(クロロフルオロカーボン) R11、R12、R502など
HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン) R22、R123など
HFC(ハイドロフルオロカーボン) R134a、R404A、R407C、R410Aなど

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