伊吹山
(登山とご来光)
(琵琶湖の周辺(6))
(平成13年8月5日撮影)
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滋賀県東部にあり,日本百名山の一つである伊吹山の夜間登山に誘ってもらい,ご来光を拝んできました。
伊吹山は,岐阜県との境にあり,県内では最も高い山です。
(1377mで,あまり高い山とはいえませんが)。
JR近江長岡駅に近い麓をPM10:40出発,AM2:40山頂着で,伊吹山を歩いて登りました。(登山道は,途中傾斜のきついところもありましたが,4時間でなんとか登れました。)
山頂は少し寒く,仮眠を少し取った程度ですが,幸運にもご来光が望め,お花畑もきれいでした。
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(1)ご来光までの様子
@⇒A⇒B⇒Cと,空や雲の色の経時的に変化していく様子が,とてもきれいでした。
(写真をクリックすると,拡大して見ることができます。)
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@
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まだ太陽は出ていません。
周りは,真っ暗です。
東の空に向かってただ待ちます。 |
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A
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空が白んできました。
太陽はまだ出ていません。
中央の高い山が御嶽山(3063m),その左が乗鞍岳(3026m)および北アルプスと思われます。 |
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B
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太陽は最初は雲海に隠れていましたが,幸運にも,一瞬だけ,その間から一筋の光(ご来光)を放ちました。このとき300〜400人の観衆(?)から,拍手がわきました。
(上右の写真は,別の角度から撮ったもので,斜面に人々がいます。) |
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C
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陽が昇り明るくなると,眼下にはシモツケソウの広いお花畑が広がっていました。 |
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(2)お花畑
伊吹山は,地理的に,この山独自の植物(固有種)や薬草が多いことで知られたところです。
伊吹山全体では,シダ植物以上の植物が1,250種もあり,そのうち山頂一帯のお花畑では約350種が見られるようです。
(毒草として知られるトリカブトの仲間の「イブキトリカブト」なんてのも有ります。)
山頂からの帰り道,登山道の周囲で観察された花々をいくつか写真に撮りました。
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シモツケソウ(バラ科) |
クガイソウ(ゴマノハグサ科) |
メタカラコウ(キク科) |
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カワラナデシコ(ナデシコ科) |
クサボタン(キンポウゲ科) |
キリンソウ(ベンケイソウ科) |
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シシウド(セリ科) |
クサフジ(マメ科) |
シオガマギク(ゴマノハグサ科) |
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オオバギボウシ(ユリ科) |
コオニユリ(ユリ科) |
(おまけ)伊吹山頂にある日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の像
⇒米原市の「居醒の清水」のほとりにも有ります。 |
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(3)頂上にて |
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(4)眺望
伊吹山からは,眼下(雲の下)に長浜市と琵琶湖を眺めることができました(前方は琵琶湖です)。
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