河内風穴
琵琶湖の周辺(46)
<音声あり>
(平成19年9月1日撮影)

河内風穴(かわちのふうけつ)について  河内風穴は,滋賀県彦根市の東方,犬上郡多賀町に在り,車で近くまで行けます。

あまり有名ではありませんが,広さは日本で秋吉台に次ぎ3番目だそうで,もちろん近畿では最大とのこと。

長さは奥行き7kmほどあり,水深10mの地底湖もあるようです。


入口近くにあった看板に,この鍾乳洞の生成は55万年以前,人類歴史の比ではないとありました。

 
(注)平成19年7月25日,8月1日の読売新聞記事によると,総延長7,500m,高低差83.3mだそうです。近江カルストと呼ばれるこの一帯は,その昔,海の真ん中(赤道付近の珊瑚礁)だったそうです。周囲に陸のない,その海の名は「パンサラッサ海」。そこが隆起して,日本という島ができたようです。

 この風穴も,日本ケイビング協会,日本洞窟協会,日本洞窟学会などによって,毎年調査されているようです。それでも,まだまだ未確認の支洞が有るようです。

風穴の入口と内部

風穴内部
(歩いている人々の大きさから内部の大きさが分かります?)
内部の空間は,高さ14〜5mあり,結構広いです。


風穴の入口
(1人がかがんで入れる大きさです)
風穴の入口近く
(通路は狭く,水が滴り落ちている所もあり,ひんやりしています(約12℃)。
〜探検気分です。〜
風穴内部
(途中に柵があり,途中までしか
入れませんでした。残念!
風穴内部
(地下で「ゴー」という音がして,水が流れています。これは,その一部です。この水は湧水となり,風穴の外で大きな谷となっています。)
     風穴の外の谷川
風穴から流れ出た湧水は谷となり流れています。おいしい水でした。

(この霊前山からの伏流水が居醒(いざめ)の清水などになっています。)

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