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予防歯科

削る治療なんてしたくない!?

むし歯治療の繰り返しは、早ければ21歳で歯を失い、入れ歯人生がスタートします。 平均でも61歳でめでたく?入れ歯へ・・・・。( 岡大・岡崎好秀講師研究より )

しかし、これは日本人のデータです。昔は日本人より悪いデータしか無かったスウェーデンが、 今では80歳で25本の歯を持ち、入れ歯の人が100人に1人程度と素晴らしい結果を出しています。 日本人だけ歯が悪くならなければならない理由=運命?があるのでしょうか。

一度抜けてしまった歯は決して元通りになりません。
入れ歯ではしっかりと噛めないことを経験者はご存じのことと思いますが、経験してから後悔しても取り返しようがないのです。
歯は噛むための道具です。歯が口の中に有るうちに考えましょう!!
歯1本は指1本と同じ位の価値があると考えていただき、大切にしてあげてください。
どんなに軽いむし歯でも削ることが入れ歯への1歩を踏むことになります。削らないこと、たとえ小さいむし歯があっても極力削らずに自然治癒出来るように最善を尽くすことが最も大切で基本的な考え方です。

予防歯科はなるべく削らないで、むし歯を治してゆくことを優先する医療スタイルです。

むし歯の原因は? 原因がわかれば予防は簡単!!

右図の通り、条件が重なった時にのみむし歯になります。 この条件がそろわないようにさえすればむし歯予防は非常に簡単です。 (むし歯とはごくありふれた細菌である、ミュータンス菌と呼ばれる細菌の感染症のことです。)

むし歯の原因は・・・、

  1. むし歯菌=ミュータンス
  2. 砂糖⇒ミュータンスの好物
  3. 歯のかたさ⇒やわらかいとむし歯になりや
  4. 時間⇒食後の時間帯はむし歯になりやすい

上記、4つのむし歯の原因を少しでも減らせば むし歯になる確率はおのずと低くなります。

じゃあむし歯の予防をするには具体的にはどうしたらいいの?

まず自分自身のむし歯危険度を知ることです。

当院ではカリエスリスクテストといって患者さんのお口の中がむし歯になりやすいのかどうかを測定することができます。(だ液の検査や食事内容の調査など)
それに従って、むし歯を予防するプログラムを作成します。

○当院で行なうむし歯予防
  • 個別予防プログラムの作成 ・正しい歯みがき法の指導
  • フッ化物塗布 簡単なフッ素塗布 本格的なフッ化物塗布
  • 定期的なPMTC (普段の歯みがきでは取り除けない汚れをプロが落とす歯のクリーニングです。)
○ご家庭で行なって頂くむし歯予防
  • 起床時と寝る前に、正しく歯を磨く 。食後+食べたり飲んだりしたとき、直ち
    に水で口の中をきれいにする。
  • キシリトールガムを20分以上噛む。その後、そのままあめ玉のようにほおばっ
    ておく。 唾液力の強化

予防歯科では通常のハミガキでは取り除くことのできない、歯の表面にこびり付いたバイオフィルム(ちょうど、川の中の石にこびりついたコケのようなものです。)も取り除くので、お口の中の健康はもちろん、精神的にも歯がツルツルになって快適に過ごして頂くことができるようになります。こびりついていた細菌は歯周病の原因ばかりでなく、むし歯の原因にもなりうるので、一度の予防で歯周病とむし歯の両方が予防できます。

新時代のむし歯予防を支える夢の機械

むし歯を精密に診断することは、削らずに予防するためには欠かせない大事なことですが、人間の目で 調べたりレントゲン写真で検査したりだけでは限界がありました。

このダイアグノーデントという器械は半導体レーザー光を利用してむし歯を精密に調べ数字で表してくれます。 自然に治る可能性が高い軽いむし歯のうちに見つけ出し、治る方向へ色々と作戦を立てていき、本当に治ったかどうかも定期健診時に確かめる ことが出来ます。