環境計量士

1. この資格は計量法に定められている計量士の一つタイプです。
2. 環境の汚染を防止し、より良き環境の保全をはかる為には、大気汚染、水質汚濁騒音など
 の公害防止関係の法規制が強化拡充と共に、環境計量における信頼性の確保並びに精度
 向上の必要性から、国は計量法を改正して環境計測器の検定制度と共に環境計量士の資
 格を昭和40年代に創設しました。
3. 大気、水、土壌中の物質の濃度及び騒音レベルについての計量証明事業を行う場合には
 都道府県知事の登録を受けなければならないが、登録基準の一つの人的要件として、環境
 計量士が置くことを義務付け、人的能力担保とした。
4. 環境計量士は、大気、水、土壌中の有害物質などの濃度及び騒音レベル、振動レベルに
 ついて公害ないしは環境測定を適正に実施するには、高度な計測技術の知識や技能が必 
 要とする。具体的には試料の採取の方法、分析又は計測、計測結果の解析・判定手法、機
 器の保守点検、保管・管理、報告書の作成など環境計測における計量管理全般にわたって
 の計測デザインの立案から、計量の実施、分析結果の判定までの総合的な計測技術管理 
 者としての職務が要求されている。
5. なお、環境計量士の資格を創設した当時は、環境計量士は一種類でしたが、現在は濃度
 関係と騒音・騒音関係の二つに分かれています。小生の環境計量士の資格は、濃度関係と
 騒音関係共に適用可能です。

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