1.危険物取扱者　この資格は消防法に規定されている国家資格です。事業所、工場などで危
　　険物の取扱をする場合に、危険物の取扱いやそれに従事する作業者の指導監督をを行う
　　ものである。

2.危険物の種類

　�@第１類（酸化性固体）　塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物など。

　�A第２類（可燃性固体）　硫化りん、赤りん、硫黄、鉄粉など

　�B第３類（自然発火性物質及び禁水性物質）　

　　　　　　　　　　　　　　　　カリウム、ナトリウム、アルカリアルミニウムなど。

　�C第４類（引火性液体）　特殊引火物、第１〜第４石油類、アルコール類など。

　�D第５類（自己反応性物質）　有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物など。

　�E第６類（酸化性液体）　過塩素酸、過酸化水素、硝酸など。

3.危険物取扱者の種類

　�@甲種危険物取扱者　すべての危険物の取扱とその取扱作業に関して立ち会うことがが出
　　　　　　　　　　　　　　　来る。

　�A乙種危険物取扱者　当該乙種危険物取扱者免状に指定する種類の危険物の危険物の　
　　　　　　　　　　　　　　　取扱とその取扱作業に関して立ち会うことがが出来る。

　�B丙種危険物取扱者　ガソリン、灯油、軽油第３石油類（重油、潤滑油及び引火点１３０℃以
　　　　　　　　　　　　　　上のものに限る）、第４石油類及び動植物油類とする。

4.　危険物保安監督者（危険物取扱者）の業務

　�@危険物の取扱作業に関して、当該作業が法令上の基準及び予防規程等の保安に関する
　　規定に適合するように作業者に対して必要な支持を与えること。

　�A火災等の災害が発生した場合には、作業者を指揮して応急の措置を講ずるとともに、直　

　　ちに消防機関その他関係ある者に通報すること。

　�B危険物の取扱作業の保安に関して、必要な監督業務等　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　�Cその他