エックス線作業主任者
1.エックス線作業主任者について
  この資格は労働安全衛生法によって定められた公的資格である。エックス線装置(医療用
  または波高値による定格管電圧が千キロボルト以上を発生させる装置を除く)を使用する
  作業については、管理区域ごとにエックス線作業主任者の免許を受けた者のうちからエッ
  クス線作業主任者を選任しなければならない。

2.エックス線作業主任者の職務
 @ エックス線作業主任者は、管理区域の標識が法令に適合して設けられるように措置をす
  ること。
 Aエックス線装置の照射筒若しくはしぼり又はろ過板が適切に使用されるように措置をする
   こと。
 B間接撮影、直接透視時においては法令の規定に適合するように処置すること。
 C放射線業務従事者の受ける線量当量ができるだけ少なくなるように照射条件を調整する
  こと。
 D警報装置等が法令に適合しているかどうかを点検すること。
 E照射開始前又は照射中に立ち入り禁止の場所に労働者が立ち入っていないことを確認す
  ること。
 F被ばく線量測定用具が規定に適合して装着しているかどうかについて確認すること。
   
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