訪問マッサージ 三上

禁忌症について

 

【絶対禁忌症】

あん摩マッサージ指圧の施術により、危害を招く恐れがあるものを絶対禁忌症といいます。

1.急性病:急性熱性病、急性伝染病

2.悪性腫瘍:癌、肉腫

3.急性中毒:蛇毒、昆虫毒

4.急性炎症:腹膜炎、虫垂炎

5.出血性疾患:喀血、吐血、脳出血直後

6.外傷:創傷部、骨折、脱臼直後

7.重症の内臓疾患:心臓弁膜症、腎炎

  上記の1から7の症病に対する治療で、マッサージ師に施術を申し込みに来られる方は、基本、居られないと思いますが、

 2の『悪性腫瘍:癌、肉腫』については、もちろん、病院などでの治療が最優先されます。ただし、術後の痛みや浮腫などに対するマッサージ施術については保険適用が可能な場合(医師の同意書による)があります。 

 また、6の『外傷・創傷部、骨折、脱臼直後』について、骨折や脱臼直後はマッサージ施術不可ですが、病院などでの骨折、脱臼の治療後、医師の同意書がある場合には、後療法としてのマッサージ施術は可能で 医療保険での施術を受けることが出来る場合があります。

 

 

【相対禁忌症】

あん摩マッサージ指圧の施術を行っても効果のない疾患か、あるいは、施術により、病状が悪くなる恐れのあるものを相対禁忌症といいます。

 

1.血管病:動脈瘤、高度な動脈硬化症

2.潰瘍性疾患:胃潰瘍、十二指腸潰瘍

3.結核症:肺結核、脊椎カリエスなど

4.梅毒、淋病、化膿性疾患など

 こちらも通常、1から4の症病に対する治療のためにマッサージ師のところへ施術を申し込みされる方は居られないと思いますが、例えば、胃潰瘍だからといって他の部位にマッサージをしてはいけないということではありません。胃潰瘍に対してマッサージをおこなっても 胃潰瘍への効果は期待できないということから相対禁忌症とされています。 

 1の『血管病』について、動脈瘤、とくに大動脈瘤は身体の深部にあり、また、医療保険を用いて訪問でマッサージを行う患者様に対して、通常の施術では、腹臥位や仰臥位で腰部や胸腹部への強い圧迫を加えるような施術を行うことはありません。ただし、自費で施術を受ける方の場合、 ひと言、お持ちの病のことをマッサージ師にお話しいただけると、より安全に施術が行えます。事故などを未然に防ぐため、持病は隠さずにお伝えくださいますようご協力下さいませ。
 
 訪問マッサージ三上では施術前後でバイタルチェックを行い、より良い施術・運動プログラムの実施を目標としております(実際に利用されている方の経過をみていますと、マッサージと運動プログラムの実施で施術後は血圧が下がる方が多いです。また、服薬とともに、継続した運動で血圧が安定しておられる方も多いです)。

 

 

〒520−0867  滋賀県大津市大平二丁目31−1−408 

鍼灸マッサージ師 三上 康則

TEL 070−4232−3016
      (090−1022−8856)
FAX 077−533−5096

 

 

 

 

 

 

 

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