topへ
工事の最新情報
事業概要・事業認定からの経過
土木技術紹介
掲示板
リンク

事業概要、事業認可からの経過

≫日野川広域河川事業とは ≫日野川の改修区間 ≫日野川の川歩き
≫「仁保の桜」について ≫「仁保の桜」についてPart2
≫空から見た日野川

日野川の補助事業で行っている工事の紹介1

日野川流域は、今まで多くの災害に見舞われています。昭和34 年9月26日の伊勢湾台風では、流域平均雨量が152. 3mmを記録し、6箇所が破堤し野洲町高木で900 人、中主町比留田では840人が避難しました。避難完了30分後に両集落では床上浸水1.5mに達し、翌27 日近江八幡市水茎干拓地では軒下まで浸水するなど大きな被害を受けました。また、平成2年9月20日の台風19号では桐原橋観測所において、日野川の警戒水位である3mを遙かに超える6.7mにまで達し、近江八幡市内の3,345世帯、12,714人に避難命令が出されました。このような水害から私たちの生活を守るため、災害復旧事業をはじめ河川改修が鋭意進められています。近年では平成2年か7年にかけて河口部より2.8kmの区間が災害復旧助成事業により改修されました。続いて平成8 年からは広域河川事業で、善光寺川合流地点まで7.38Hの区間を下流から順次改修を行っています。

ボートで救出される住民

災害復旧で改善された河口付近

≫ページのTOPに戻る

日野川の改修区間

地図日野川の河口部から2.8kmについては、平成2年から平成7年にかけて災害助成事業により河川改修を行いました。引き続いて平成8年に日野川広域河川事業として全体計画25kmのうち、善光寺川合流点までの7.38kmまでが国の認可を受け、現在改修工事が行われています。
全延長を5つの工区に分け、現在下流部の第1工区を施工しております。この工区では、市町道である大畑橋( 近江八幡市野村と中主町比留田を結ぶ) の橋梁架替えや、県道大津能登川長浜線の仁保橋の橋梁工事などがあります。また、第2工区は光善寺川交流点から善光寺川合流点までの区間で、人口密集地での改修工事になります。この区間は日本の国土軸を形成するJR東海道新幹線やJR東海道本線があります。このあたりから日野川に流入してくる支川も増えてきます。

≫ページのTOPに戻る

日野川の川歩き

イメージ1

イメージ2

航空写真

8月7日(木)に日野川新幹線からJR保橋までの区間約4kmを約3時間かけて、歩いて調査を行いました。翌日の8日から9日にかけ、台風10号が滋賀県を直撃するとのことで急いで出かけ、調査は、川の中を職員2名で、堤防の上から1名の3名で行いました。日頃の河川の調査は堤防の上から行ない、部分的に河原まで降りたりはしていましたが、これだけ長い距離の調査は久々になります。この日の水量は少なかったのですが場所によっては深い箇所があったりして、写真の様に水着着用で川の中を歩いての調査になりました。水は思ったより冷たくなく水遊びにはいいとは思いましたが、場所によっては大人の背丈を超える深い箇所や流れの速い箇所を泳いで渡ったりして、もう少しで溺れるところでした。
調査中にはカワセミが飛来したり水中では体長60〜70センチものナマズや、水面では小魚が跳ねたりと自然の川を強く感じることができました。少し残念なことは、樹木の枝に増水した時に流れてきたビニール袋などが絡まっていたり、古タイヤが河床にあったりと、ゴミが目立ちました。

未来ちゃん日野川も日々、様子を変えていき、新たに中州ができたり、川の流れが変化したりしています。その様子を観察することが大切なことだと感じました。

≫ページのTOPに戻る

「仁保の桜」について

イメージ

イメージ

未来ちゃん河川の堤防に咲いている桜は、春の風物詩として私たちの心を和ませるものです。また、桜の咲き乱れる中での入学式はいつまでも思い出に残るものです。近江八幡市十王町と野洲町小南にある桜堤は「仁保の桜」として有名です。その歴史は、最初は大正元年に植えられましたが昭和34年の伊勢湾台風により日野川が決壊し、河川改修が必要となり桜並木は伐採されました。その後昭和55年に再び桜の苗木を植えられました。ではなぜ河川の堤防に桜を植えるのでしょうか? 桜は景観だけではなく「木流し」という水防の工法があり、洪水時に河川が増水して流れが堤防があり、決壊の危険があることから、図の様に木を吊して水の勢いを弱める工法です。桜は、他の樹木より早く成長することも、植えられる理由ではないでしょうか。
日野川河川改修計画では、河床を切り下げ幅を広げ、堤防を移動し切り下げを行います。その改修工事の範囲に仁保の桜堤が重なってしまいます。そのため、現在ある桜の木を伐採しなければならなくなりました。桜の寿命は種類によって大幅に違い、ヤマザクラなどは100年以上のものもありますが、ソメイヨシノは一般的に60年程度といわれています。すでに樹齢が40年以上の古い木については移 植が困難と思われますが、地元の代表者と樹木の専門家などを交えて「仁保の桜検討委員会」を設立して移植が可能かどうか、また伐採した桜の有効利用などをみんなで考えていきたいと思います。

≫ページのTOPに戻る

「仁保の桜」について2

前回「仁保の桜」について紹介をしましたが、近江八幡市十王町側について「仁保の桜対策協議会」が発足し、10月7日夜に第1 回対策協議会を、また10月14日昼に第2回対策協議会を現地で開催しました。第1回は十王町自治会の代表者や樹木医の先生、近江八幡市の職員と当事務所の職員の24名で開催しました。内容は「仁保の桜」の伐採の理由、築堤工事の説明、次回以降で検討を行う内容などを討議しました。樹木医の先生より、県内で行われている移植の実例を紹介していただき、その移植方法や桜並木についての話がありました。第2回は、移植可能な桜について現地で検討会を開催しました。平日の午後、雨の降る中、多くの方が参加していただきました。堤防の下と上から歩いて移植が可能な樹木選定を行い、20本程度移植可能な樹木があるのではないかとのことでした。住民の方々と協働して、新たな形として残していきたいものです。次号以降で検討会の内容について掲載を予定しています。

第2回対策協議会、現地調査の様子

第1 回対策協議会の様子

10月に咲いた桜

≫ページのTOPに戻る

空から見た日野川

河川の状況を知る上で航空写真は非常に有効なものです。現地での調査などを行うときに、川幅の狭い河川などはいいのですが、日野川や愛知川など県内有数の大規模河川になると、1つの改修工事でも施工延長が数百メートルもの規模になりますし、全体を把握することが困難になります。そのような場合に上空からの写真が大変便利になります。撮影については、河川の測量方法で航空測量があり、そのときの写真利用したり、数年に1度、河川状況調査を行う中での撮影となります。航空測量は、セスナなどのプロペラ機で非常に高い高度から真下に撮影を行うため、連続した写真ができますし、河川状況調査ではヘリコプターからの斜め写真になりますから、護岸や川の流れなどを把握するのに利用しています。

航空測量で撮影

防災ヘリコプター

現況調査で撮影

最近では大型のラジコンヘリを使用したり気球やラジコンの飛行船、会社によっては大凧を利用するところもあります。人工衛星からの写真を利用することも可能なのですが、費用がかなりの高額になるためまだまだ少ないのが現状ですそのような撮影方法以外にも滋賀県が保有しているヘリコプターを利用するときもあります。県民文化生活部総合防災課防災航空担当で、防災ヘリコプターを運用しています。救急患者の輸送や災害現場での運用を目的としていますが、年間運用の中にお願いして上空からの調査を行っています。この様にして、河川のの現況を記録として残し、河川沿線の変化や工事進捗の資料として利用を行っています。

≫ページのTOPに戻る

topへ