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土木技術紹介

≫抑止矢板 ≫低水護岸 ≫漏水対策

工法の紹介「抑止矢板」


工法の紹介では、日野川で施工する工事で行う工法について説明を行っていきます。初回「抑止矢板」です。新しい堤防を築く時、元の地盤が軟らかいと堤防の重さで沈下・隆起が発生するおそれがあります。これを「円弧滑り」といいます。「円弧滑り」が発生すると堤防が沈下して崩れるとともに、低い箇所では地盤の隆起が起こります。せっかく造った堤防が弱くなるばかりか、崩壊することもあり危険です。このような現象を防ぐ工法として「抑止矢板」を打設します。場所によって長さは違いますが、日野川では7 〜10m の鋼矢板を地中に打ち込みます。鋼矢板が動かない様に、固い地盤の支持層までしっかりと打ち込みます。できあがった後では見ることができませんが、安全のために地下にもこのような対策を施しています。 抑止矢板

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工法の紹介「低水護岸」

大規模な河川では、通常は低水路に水が流れており、その部分を保護するために施すものを「低水護岸」といいます。またそれ以外の河岸、堤防本体を保護するために施すものを「高水護岸」といいます。日野川の「低水護岸」は、可能な限り環境面に配慮して、擬石タイプのものを使用しています。理由としては、凹凸が大きいため、土砂が堆積し、植物が繁茂することにより、コンクリートの面ができるだけ表面から隠れるように配慮しています。また、管理用と親水性の目的で「階段」を設置して、河川に降りることができる様にしています。右側の写真は平成8年前後に施工した箇所で草などが生えている状況がわかると思います。左側の写真は平成14年度に施工した箇所で、徐々に草が生えているのがわかっていただけるかと思います。この様に強固な護岸と環境面、親水性に配慮した「低水護岸」の施工を今後も行っていく予定です。

低水護岸

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工法の紹介「漏水対策」

日野川の様な天井河川では、大雨や台風の時、河川の水位が上昇することにより、堤防から水が出てくることがあります。その漏水は、堤防の下から回ってくる水と、堤防の中を浸透して表面に出てくるものがあります。それぞれ対策する工法が異なるため、簡単に説明したいと思います。堤防の下をくぐって地上に出てくる漏水については、上の図の様に地下水を遮断する様に矢板を打設する工法と土の重みで漏水を地上に出さない押え盛土工法で防ぐことができます。また、下の図の様に堤防から浸透してきた漏水については、法止め擁壁などで保護をしておく工法で防ぐことがます。小規模な河川では、川側の法面をコンクリートブロックなどで施工することもありますが、景観面や環境面において現在ではあまり好ましい工法ではありません。そのほかにも川側に草などが生えることで浸透する水を抑制する効果があり、自然の力も利用しています。この様に現地を調査した上で、対策工法を検討し現場にあった工法での施工を行っています。

漏水対策1

漏水対策2

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