平成23年度   ゆたか会事業報告 (案)




(案)
取 組 事 項 実 施 状 況
1.主な取り組み

当センターは、平成1811月に開始より、高島市初の障がい者窓口として活動を続けてまいりました「湖西障害者生活支援センターほろん」は、本年3月をもちまして高島市との委託契約を終了し、障害者自立支援法下での『相談支援事業』を廃止しました。「湖西障害者生活支援センターほろん」は国が策定する障害者プラン(7ヶ年計画)の目玉事業として「市町村障害者生活支援事業」から生まれました。
 この事業は平成8年から7ヶ年の間に全国に700ヶ所(30万人を1圏域として2カ所ずつ)の障がい者相談窓口を設置する予定で計画され、当事者団体が受託できる事業である子t。また、ピア・カウンセラーの常勤配置を義務付ける等、障がい者当事者の意見を多く取り入れたガキ的な事業でした。今年4月には「湖西障害者生活支援センターほろん」の障がい者相談窓口は、社会福祉法人虹の会が主体となって今津老人福祉センター内で立ち上げる「高島市障がい者相談支援センターコンパス」へ統合され受け継がれました。
平成23年度は、相談支援事業の統合に合わせ昨年度より計画していた「湖西夢工房」の作業場所の取得および障がい者自立支援基盤整備事業の補助金を受け改修工事が完了し、湖西夢工房の移転を待って清風荘よりこころいちばんホームヘルプサービスをほろん本体に移転し、ハード面での整備を行いました。
 平成24年度に向け「働き・暮らし応援センター」・「湖西夢工房」・「こころいちばんホームヘルプサービス」を3本柱に「湖西総合在宅サービスセンターほろん」の基礎を確立しました。

 

2.相談支援事業

相談支援では、述べ149人から年間約2301件の相談があり、相談内容としては「社会参加」や「福祉サービス利用の助言」の相談が多くありました。地域課題として「進路先の確保が難しい重症心身障害者」については、試行的送迎を提案しこれからのサービス利用への自信につながりました。
 また、高島市自立支援協議会プロジェクトとして、「障がい者理解促進フェスティバル2011」を開催し述べ700人が参加し、交流を深め市民啓発への一端を担うことが出来ました。

3.障害者
社会参加促進事業
理学療法士・作業療法士・音楽療法士等の専門職員の指導派遣(32)を行い、市内でのより細かいサービスや支援体制を促進するとともに、「広報たかしま」「議会だより」の点字・声の広報を年64回発行することにより、聴覚・視覚障害者の情報提供に努めました。
4.湖西地域障害者
 就業・生活支援センター

5.働き・暮らし
  応援センター

279名(内新規登録者44名)の支援対象利用登録者を数え、新規就職者は33名、職業準備訓練としての実習は49件となりました。対象の方に対しての相談も7,474件に達し職安・面接の同行、障害者手帳・年金取得の支援など、職場定着にも力を入れました。
〔内訳:身体58名・知的123名・精神71名・その他27名〕

6.ITサロン事業 障害者の余暇・趣味活動として成果をあげ、毎月開催し述べ59回、延べ129人の利用がありました。
県内障がい者・働き暮らし応援センター 実績比較表  (平成23年度)
名     称 人口(2012/4) 登録者数 在職者数 新規登録者数 新規就職者数 相談件数(合計)
おおつ(大津市) 322,980 711 229 169 60 4,932
湖 南(守山市) 298,945 522 208 106 57 7,230
甲 賀(甲賀市) 148,709 652 408 111 55 13,176
東近江(近江八幡市) 233,678 735 389 132 47 16,819
湖 東(彦根市) 153,015 450 171 82 79 9,410
湖 北(長浜市) 166,667 308 144 58 61 4,356
湖 西(高島市) 55,012 279 118 44 33 7,474