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参籠札

本堂周辺


明王院は、比叡山無動寺の奥の院、天台宗回峰行者の修験道場として発展しました。特に、室町時代には、足利義満や日野富子などが参籠し、歴代将軍の庇護が厚かったようです。天台宗回峰行者の参籠する霊場として現在に至っています。

天台修験の道場である葛川明王院に行者が参籠した時には、それを示す木製の参籠札を納めています。参籠札には「大聖明王」の本尊名を墨書し、その下に日付・名前・参籠日を書きます。国の重文指定となっているものは、鎌倉6枚・南北朝4枚・室町54枚・桃山4枚・江戸433枚の合計501枚で、形も五輪塔型・板碑型・祈祷札型などに分けられます。室町時代には将軍の参籠も多く、足利義満・足利義尚・日野富子の納めた札もあります。また、これほど多くの参籠札を残している例は、他に見られないそうです。
              
   修行僧の参籠札1      修行僧の参籠札2 最長の参籠札:4m近くあります