HD革命 Backup Ver.4を使って
自分専用の復元ディスクを作る



HD革命はバックアップとドライブの分割・結合が行えるソフトです。

WindowsにPC‐Talkerなどを組み込んだ状態でバックアップしておけば、視覚障害者が単独でリストア作業を行うことが可能になります。
ここではソフトを使ってみての率直な
感想と実際の操作手順について説明いたします。

先ずはWindowsのインストールされているCドライブの丸ごとバックアップですが、バックアップ先の選択と簡単な設定で実行できます。
CD-Rなどに保存する場合は、分割ファイルサイズを指定する必要があります。

K'zFileの環境は使用済みCドライブが5.6GBで、CD-RW700MBを用いて4倍速で試したところ所要時間3時間半かかりました。
「簡単だが作業時間が長い」というのが正直なところです。あと、60%に圧縮してバックアップするらしいのですが5枚では無理で6枚を要しました。

今回はブータブルCDとしてバックアップCDを作成しました
これにはWindows起動用のフロッピーかセットアップCDが必要となります。
通常フロッピーはMicrosoftのページからダウンロードして作成しますが、
このソフト内で手軽に作成できるようになっています。作成した起動ディスクなどからブートイメージを吸い出してバックアップ時にCDなどに焼くというしくみです。メニューに「ブータブルCDの作成」というのがありますので、それを起動して手順どおり操作をすればOKです。

上記内容とは別に「復元用起動ディスクの作成」というメニューもあり、
何か特別なものかと思いましたがそうではありません。Windowsの起動ディスク6枚の内、1枚目と6枚目に復元用ソフトを組み込むだけのものです。
Windows起動ディスクがHD革命復元ディスクに化けるということです。
これも、「復元用起動ディスクの作成」から簡単に操作できます。
これを作成しておけばWindowsが起動しないときにフロッピーから復元操作が可能になります。また、必要に応じてSCSI、RAIDのドライバーを組み込めます。

それでは実際の作業手順に入ります。
参考操作手順(上記内容に即して)

@スタートメニューの「HD革命バックアップ」から起動します。
「HD革命Backup-操作の選択」というウィンドウが開きます。
ここで、ALT+Sキーをおせばバックアップ、ALT+Rキーを押せばリストアになります。TABキー等では移動しないので注意してください。ラジオボタンでバックアップを選択して「次へ」。
WindowsがインストールされているドライブC:¥を選択します。
ディスク検査スキップのチェックボックスでチェックを入れない場合は、検査項目の選択画面が開くので二つのオプションにチェックを入れ、開始のプッシュボタンでエンターします。
再起動して検査が始まります。

A検査を実行した場合は再起動後上記操作を繰り返し、今度は検査スキップにチェックを入れて「次へ」進むと「ファイルの選択」画面に切り替わえいます。ココでCD-Rあるいは初期化されているRWをセットしておいてもいいでしょう。設定はまず、ドロップダウンリストでCDのドライブを選択すると「CDR/DVDR設定」画面が開きます。書き込み速度のドロップダウンリストは「MAX」でOKです。BURN-PROOFはバッファアンダーラン対策技術搭載ドライブ用ですがソフトのほうで取捨選択されるのでとりあえずチェックオンでいいでしょう。そして絶対忘れてはならないのが「起動可能なCDR/DVDRにする」のチェックです。

B直後に「ブータブルCD作成」画面が開きます。セットアップCDあるいは起動ディスクを作成してある場合は「ダウンロードをスキップ」にチェックを入れて「次へ」(次へのショートカットはALT+Nです)に進み、ドライブレターを指定してブートイメージを作成します。セットアップCDがない、あるいは起動ディスクもない場合はここで
プログラムをダウンロードして起動ディスク6枚を作成することになります。
ブートイメージの作成が終了したら「OK」でエンターします。
自動的に「ファイルの選択」の画面に戻ります。

Cココまで来たらもう一息。
元のドライブ選択位置にカーソルが戻っているので、TABキーで「圧縮する」のチェックボックスへ進みます。圧縮するとバックアップ・復元に時間がかかるが容量を節約する場合はオンにします。
次に出てくる「CRC」はバックアップファイルにエラーチェック情報をつけるというもの。より確実性を求める場合はチェックオンです。次は「分割ファイルサイズ」の選択、ドロップダウンリストから650MBあるいは700MBを選びます。「サイズ計算」というボタンがありますがバックアップ実行と同じくらいの時間がかかるとのことで注意が必要です。

Dこのあと「次へ」でエンターすると「バックアップ確認」の画面に切り替わります。「完了」ボタンでエンターするといよいよバックアップ(ブータブルCDの作成)が開始されることになります。

もし、ダイアログ操作がめんどうでなければ、今一度、「CDR/DVDR設定」に戻って追加項目を確認することをおすすめします。そこで「作業ドライブ」と「書き込み後バックアップファイル検査」の設定を確認すればほぼ完璧な設定となります。
「作業ドライブ」は空き容量の大きいドライブをドロップダウンリストから選択します。最後に「書き込み後バックアップファイルの検査を行う」の設定ですが、これにチェックを入れるとCD作成1枚済む毎にトレーから吐き出され、また押し込んで検査を実行することになります。これには相当時間がかかるので時間がない場合ははずしておくほうがいいでしょう。

ECDの入れ替え作業を経て、全てのCD作成。
緊急起動用CDがめでたく完成。
おつかれさんでした。
※K'zFileではこのあと復元用起動ディスクを作成しました。

ブータブルCD活用事例
@BIOS設定でCD-ROM優先ブートに変更。(これが大事です)
ACDをセットして再起動。
B復元画面があらわれる。中止の場合はESCキー。
CSelect Partition Number To Restoreで復元先ドライブの番号を入力。たとえばCドライブなら1と入力。
D「Y」キーを2回押す。
E復元開始
F完了後いずれかのキーを押すと再起動する。
G復元作業終了

このソフトにはドライブの丸ごとBACKUP以外に、ファイル・フォルダ単位でBACKUPできる「BACKUP EASY」というツールもついていますが直接ライティングソフトを要するメディアにはバックアップできません。
これはWindowsについているバックアップと似たようなものです。(※XpHomeはセットアップCDから自分で組み込むことが必要)
ちなみにXpProにはASRという自動システム復元という機能が備わっています。こうなるとHD革命の存在も・・・ですが、HD革命にはもう一つ「Disk Separator」とういう使いやすいハードディスク分割・結合機能があります。
これもマウスで簡単にドライブサイズ変更操作ができますし、数値入力での操作も可能となっています。
用語集はこちら

K'zFile

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