高度が上がっていくと、綺麗な樹氷も見られるようになってきた。これで青空が長続きすれば最高なのだがそうは行ってくれない。写真を撮ったタイミングがいつも曇り空になってしまっているようだ。あの綺麗さがうまく表現できない。最後の長いアプローチを登りきると頂上に到達した。かなり広々とした頂だ。ここで私だけ昨日道の駅で買ったしろえび入りのカップラーメンを食べた。
念願の猿ヶ山へ山スキーツアー
 今シーズン3回目の山スキーで前々からの念願だった五箇山の猿ヶ山へ京都S会のメンバー4人で行くことになった。私以外の3名は前日も高落場山へ登っていて、連荘のツアー。幸い今日の方がお天気は良さそうだ。五箇山菅沼集落から入り小瀬集落の林道入口に車をデポさせていただき、出発は8時30分となった。

【日 時】 2014年3月22日(土)
【行き先】 猿ヶ山(1.448m)
【天 気】 曇り晴
【メンバー】 京都S会メンバー4名

【コース・タイム】
 小瀬集落に車デポ    8:30
  (スタート)
 P596
        10:05
 P907           12:20
 P1221          13:35
 猿ヶ山頂上(昼食) 14:30  15:00
 P907            15:50
 車デポ地帰着       17:00 
 (ゴール)           

 その選択は正解だったようでコースは長かったが最初に渡った橋のところへうまく到着できた。そして車のところにはちょうど5時となっていた。8時30分の出発から、8時間半もこの山に入っていたことになる。今回も山スキーを堪能することができた。そんな一日に感謝したい。
猿ヶ山頂上到着
ブナ林尾根よりの眺望
 頂上では記念写真を何枚も撮る。順光となる日本海側の眺望が綺麗だ。時刻はもう午後の3時となって滑降に移る。頂上付近は3月の雪とは思えないほどいい感じだった。
 ここからはさすがにペースが上がって行く。ブナ林も出現して快適な尾根コースだ。2本の送電線の鉄塔を通過するが、左側の谷は切れ落ちていて大きな雪庇となっていて落ちたら厳しい。時々青空も顔をのぞかせてくれるのだが、長く続かなく、ほとんどは曇り空だ。風がほとんどないのが嬉しい。
急登尾根を行くU
 車を停めた林道が上方へ繋がっているが時間短縮のため、橋を渡ったところからショートカット。この最初の壁のような登りに苦労した。雪が多いため、急斜面では沈みこんだ足を引き上げられなくて何回もずり落ちた。1時間半以上かかって何とか迂回している林道に到達した。ここが地図上でP596になるようだ。
P907地点
P1221に到着
急坂を登るU
急坂を登るT
林道で休息
今回のトラックログ(クリックで拡大)
登行開始
P907で休憩
急登尾根を行くT
 ここからは傾斜が少し緩くなり、最初でロスした時間を取り戻したいところだったが、同行人に少しトラブルが発生し、大きく時間をロスしてしまった。次のポイントP907に着いた時はすでにお昼をまわってしまっていた。軽い行動食のみをとって早々に出発する。
滑降開始
滑降中のワンショット
 快適なコースも長くは続かず、鉄塔付近まで下りてくると雪もかなり重くなってきた。雪庇に注意して慎重に下った。そして最後の急斜面はとても滑れる状態でなかったので林道コースへ迂回した。
林道を下り登山口に帰着
樹氷のブナ尾根登行T
樹氷のブナ尾根登行U