警 察(POLICE) 法規の遵守・治安維持を確保するための組織で違法行為を予防・捜査・鎮圧するための組織。 POLICEの語源は、ギリシャ語で国家を意味するPoliteiaにあります |
第二次世界大戦前の警察は1867年明治維新後、江戸に置かれた紀伊・長州・薩摩など、の12の藩の藩兵が治安維持に当たった警邏にはじまります。 1872年(明治5年)に羅卒(らそつ)制度が生まれ司法省警保寮の所管となった。1873年内務省に移管され1874年に 東京警視庁を設置、1880年に各府県に警察本署が設置され、1886年に警察本部、1890年に国家警察制度が確立しました。 ヨーロッパの警察制度を見本に、司法警察と行政警察を区分し (社会公共の安寧秩序を保持するため、一定の目的のもとに、国または地方公共団体が国民に命令・強制する作用) としていました。世界にも例をみられないほど中央集権主義をもって組織されていた。その中央集権組織が、すなわち当時の警視庁である。 その長が大警視(警視総監)で現在の知事より地位が高く現在の警察庁長官と同格であった。 現在の警察は、(個人の生命・身体および財産の保護)と(犯罪の捜査・被疑者の逮捕)と規定し、 消防・衛生・労働・産業などへの関与は除外されています(警察法上は・・・)。 |
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明治時代の警察(警邏) | 明治時代の警察 |
●中央警察機関・・・内閣総理大臣の所轄のもとに国家公安委員会を置き、 その管理下に警察庁を置き警察制度に関する事務、通信、に関する計画・調査・実施を行っています。 ●都道府県警察機関・・・都道府県知事の所管のもとに、都道府県公安委員会を置き、 その管理下に現在の警視庁及び都道府県警察本部を置き、その下に各警察署が設置されています。 |
警察官の身分制度について ●警察庁管区警察局に属する警察官は・・・国家公務員 ●都道府県警察に属する警察官は・・・地方公務員である 警察官の階級は、上から 警視総監(警察本部長)・警視監・警視正・警視・警視・警部・警部補・巡査部長・巡査 で警視総監・警視監・警視正は国家公務員である。 警察庁長官は警察官の階級から除外されています。 |
よく刑事物の番組(太陽に吠えろとかはぐれ刑事純情派)などありますが 刑事とは一体なにか? 犯罪捜査を専門に行なう私服警察官のことで 警察職員としての階級は巡査ないし巡査部長である。 職務は盗犯・すり・暴力団担当にわかれ殺人・強盗・選挙違反・汚職・すり・万引き・暴力団 にかんする事件を扱うこととなっています。 この捜査官以外のも有能な方で検察庁の特捜部の捜査官がいますが 人数が少なすぎるのが難です。 これらの組織以外意外に一応捜査していると称する愚か者の捜査員?が存在します。 |
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現在の警察機構図(The present police mechanism) |