高月町商工会特産品委員会(キムチ委員会)韓国研修会 ソウル編

平成12年5月20日〜23日までソウル、プサンへ市場調査と食文化の研修に行ってきました。

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 ソウル到着後、初めての昼食は石焼きビビンバ(W7500)スプーンで良くかき混ぜてから食べる。コチュジャヤンを入れすぎると、熱いのと辛いので汗が噴き出す。白菜キムチ、大根キムチ、もやし、わらび等は、お代り自由。半分程度食べたらスープを入れて食べるとこれ又、美味しい。

 イカの入ったパジョン(W15000)を追加注文。これも旨い!。2人前ぐらいのボリュームだが、お好み焼き感覚では、ちとお値段が高いね! お茶は、使い回しのペットボトルに入ってあり、テーブルごとにご自由に。コップには、男どもが一人1升づつ手分けして韓国に持ち込んだ日本酒をさっそく封切りして……。

 ソウル市内の南大門市場での市場調査。1万軒あまりの店舗がひしめく市場。衣料品、食材、貴金属、日用品、民芸品、そして屋台と何でもありの賑わいである。目玉商品として値札の付いている品は値切れないが、ほとんどの商品は値切って買うのが当たり前のようだ。TさんがW120000の現代韓服を10000円で購入したら、まだ安くなったのにとのガイドさんの評価にしょんぼり。W350000の革ジャンを25000円で買ったKさんは、満足顔。さすがK商法は韓国でも健在。

 屋台では、西瓜1切れW1000、甘くて最高。薩摩揚げの熱々W1000、すり身のつなぎが多いのか食感が良くない。蚕のサナギの塩ゆでをおまけでもらった。しょっぱくて中からふにゅっと、お金を出してまでは……! テトラパックのコーヒー牛乳、懐かしいネ。W500。肝心の唐辛子は、特上品でキロW25000.。鶴橋より高いのか?

 韓国ではゴミも少なく広場や、道路に吸い殻が落ちていることは少ない。愛煙家には、喫煙場所を探すのに一苦労である。

 キムチの壷かなと思ったら吸い殻入れ。黄色いボックスは車付きのゴミ箱(景福宮にて)

 ソウル1日目の夕食は、ブルコギW11000、下味を付けた牛肉をジンギスカン鍋のようなもので焼く。韓国で焼き肉といえばブルコギだそうだ。野菜もたっぷりと肉のエキスを吸って旨い。左側の赤いのは、ケジャン(渡り蟹のキムチ)W30000、足をしゃぶると蟹の生の身がニュルッと珍味。しかし、後から口の中が大火事のように……。とにかく辛い!

 その他、追加で、生タコの刺し身(生きているので口の中で吸い付く)W30000。味よりも食感を楽しむものだろう。塩タン、ミノw8000ぐらい、を注文。カセットコンロを片付けて炭火で焼く。オガライトの様な成型された粉炭だが、日本人にはブルコギよりもこちらの方が焼き肉だ。左端の白いのは、マッコリ(どぶろく酒)三合程度でW4000、甘酸っぱくて飲み口が良いが8〜15度と強いのもあり、飲み過ぎに注意とガイドさんのアドバイス。私には関係無いね!

 ソウルでの宿泊先は、ソフィテル アンバサダー。ランクを表すのに韓国では、星の変わりに「ムクゲの花」が玄関のプレートの刻まれています。ここは、4個の花が記されていましたので特2級タイプのホテル。ツインルームで一泊朝食付き、一人W100000まで。部屋のテレビは、衛星放送が受信でき、海皇の優勝や「私の青空」が楽しめた。

 深夜、夜食をと1階ロビーへ。このホテルでは深夜から早朝まで、日本人向けの軽食のお店が開いている。寿司、天麩羅、うどん、そばが屋台風に出される。天ざる、松茸うどんがW13000程度。寿司盛り合わせは、W25000ぐらい。ソバやうどんにも沢庵が付いて来る。帰り際、売店にアンパンがあったので部屋食用に購入1コW1000。それにしても良く食うね!

 朝食は、バイキング形式。ご飯、みそ汁、お粥、パン各種、オートミール等々何でもあり。キムチが数種類おいてあるのが、さすが韓国!私は、トーストにオレンジマーマレード。生野菜、ポテトサラダ、目玉焼き。ブロッコリーのクリーム煮、サーモン、ミルク。給仕人の席への案内がお見事。同じグループごとに席が近づくように案内をする。先に食事に来た仲間が、どこにいるのか探す必要がない。

 ソウル二日目、ロッテワールドでファーストフードを調査?最近、タコ焼きが流行っているのとガイドさんから差し入れ。八個でW2000ぐらいかな。(プレゼントは値段を詮索しない)外側がカリカリで、中は空洞。小さなタコが……。口に入れるまでは、まずまずのタコ焼きだと思ったが……? ソフトクリームはW1000。チョコを注文するとチョコレートソースにドボンと浸け、コーテング。写真はディスプレー用。その他ピザ、キャンデー、ポップコーン等ほとんどW1000から。ハンバーガー、ホットドックはW2500前後。

 園内で民族音楽に合わせて、大きなハサミで飴を切って売っている屋台があった。1パックW5000。芋飴かと聞いてみたら、カボチャの飴だそうだ。

 昼食はうどんすき。しゃぶしゃぶ風に肉を食べた後、細く短いうどんを鍋に入れて食べる。W10000程度か。金属の箸で細いうどんを食べるのは至難の業。熱中している内に撮影を忘れてしまった。ここでは桔梗の根のキムチがでた。歯触りが良い。

 2日目の夕食は、骨付きカルビ1人前2切れW14000に挑戦。1切れ25センチぐらいの長さ。すぐにハサミで切り分けてくれる。だったら最初から切って来ればよいのにとの声も。(それじゃ値打ちがないもんな!)肉を食べない私は海老をオーダー。10センチくらいの海老(コンロの左端にのっかている小さな海老)が2匹で、W25000、ソウルで海鮮類はお高いです。

 ちなみにここの焼網は特殊なもので、両端に水の入ったタンクがあり、中央が低くつながった細いパイプの中に水が通っている。イラ焼けせずにふんわりと柔らかく焼き上がるとのこと、3年前にこのコンロを10000円で買ってかえった日本人がいるらしい。彼は、日本に持って帰ってから、いまだにそのコンロを一度も使ったことがない。だれだ……!

 追加で冷麺を注文。さっぱり味と激辛と2種類あり共にW6000。さっぱり味の方は美味しく盗りあい!激辛冷麺1杯は十人で食べて、まだ半分残ってしまった。とにかく辛い。舌の辛さを押さえるのに、日本酒三合は必要?!?

 ソウル最後の夜とのことで、ガイドさんの案内でミョンドンの居酒屋へ。ビール、法酒(韓国産の清酒)、マッコリ等、好みのお酒で乾杯。豆腐があるとのことで注文。出てきたのは、湯豆腐を冷まして薄切りにしたもの。その他つまみを3品程注文、おおいに飲んで5人で約7000円。ツアーの食事も安心してよいが、このようなお店で食事をしたほうが安くて美味しいよ!

 部屋に帰ってもう一度シャワーを浴びる。またまた、腹が空いてくる。一人で部屋を抜け出しホテルのフロントで軽い夜食のお店はないか聞いてみると、ホテルの名刺にハングルで何やら書いてくれた。それを見せてタクシーに乗ると、12時回って明日になっているのに若者たちでごった返している交差点で降ろしてくれた。東大門市場だ。正面のデパートのような建物に入る。ファッション系ばかりのショッピングセンターで名刺に書かれたハングルを見せ、上へ、上へとの指図でエスカレーターに乗り着いたところは9階。ハンバーガー、サンドウイッチ、アイスクリーム等のショップが並ぶ中、一番奥のピザハウスに入る。出されたメニューの中から写真を見て判断をし、野菜中心のピザをオーダー。しばらくして出てきたピザは12インチ超!これに大きなカップのコーラが付く、約W15000。

 一人で大きなピザに食らいついているのが可笑しいのか、店員の眼が時々こっちを見る。何のこれしき、正統派のピザ食いはホークやナイフは使わんぞとばかりに、1/10ピースを手でつかみ次から次へと口へと運ぶ。少し上アゴ口内に熱傷を負ったが、見事に空っぽになった皿を自慢気に眺めながら、すかさず「ワンス モア プリーズ コーク!」と店員を見つめて声を張り上げた。言葉が通じたのかどうかは判らないが、差出したカップを取り上げ、溢れんばかりのコーラを注いで持って来てくれた。「食は戦いだ!」との言葉もあるが、本当はゆっくりと味わって食べたかったなあ〜。

 深夜2時、まだまだ人の波の絶えない東大門市場を後にする。乗り込んだタクシーでホテルの名刺を見せると運転手は「はい」と日本語で応える。いいタクシーにあたったなと思ったが何か変だ。メーターを倒さないのだ。「メーター、メーター!」と言ったら、「1000円でいいよ」と運転手。日本ならそんなもんかなとは思っては見たが、もう一度「メーター、メーター」と叫んだ。しぶしぶ倒されたメーターはW3000を表示した。ワンメーターのままホテルの玄関に、結局300円で済んだ。「こっちとらお上りさんじゃねえんだよ!」と言ってみたかったのだが、夜も遅いので静かにホテルへ……

 三日目の朝食。レストランの給仕が今日も私たちを、一緒のテーブルにと案内する。今日はフランスパンを軽くトーストしてマーマレードを。コーンフレークにたっぷりとミルクを注ぎ、飲み物はパイナップルジュース。フライドポテトにサーモンのキャビア添え(もちろんランプフィシュです)トマトソースのパスタがあったので大目に盛りつけたら、これが辛い、コチュジャンソースだ!

 家庭ではいつも米飯の朝食だが、旅に出るとなぜだか洋食を選んでしまう。真っ白なテーブルクロスに銀の食器、カラフルなソースのかかった洋食に憧れた小さな頃の思い出がこの時とばかりに洋食を選択させるのだろうか?