促音のつまずき編
 先日、娘からもらった手紙の一部抜粋です。

・おとうさんは、おしごとがんばたね。
・おかし、また、かてね。

しかし、娘の日常会話を聞くと、「お父さん、お仕事頑張ったね。」や「お菓子、また、買ってね。」と促音を正確に発音しているのです。つまり、発音や聞き取りの音声は身についているのに、表記の部分につまずきが見られます。小さいお子さんや言語面においてつまずきのあるお子さんに時々見られるケースです。
そこで・・・
ここでは、手拍子(リズム)を使い、音声と表記の乖離部分を矯正します。「はるちゃん、お父さんと一緒に手をたたきながら言ってみようか。」と前置きをして
がんばったね
一緒に「がんばったね。」とゆっくり発音しながら、手拍子を「つ」の分も含めて6回打ちます。
かってね
同様に「かってね。」とゆっくり発音しながら、手拍子を「つ」の分を含めて4回打ちます。
再度「がんばってね。」「かってね。」と書いてもらいます。その時に発音しながら手拍子をしてやると促音の部分も再度意識することになり、定着することでしょう。