12月12日            いつも 電車の窓から見ている
三上山に行きました



 平成12年12月12日 12並びの寒い一日でした 寒気団がきており 暖かくして出かけました 以前一回だけ登ったことのある 三上山 いつもの通勤で見慣れた山 そう高くはないんですが 姿のきれいな山です 

 滋賀県の湖南 東海道と中仙道の分岐点にある近江富土 三上山 は古代から山を御神体としてあがめてきました 登ってみると小さな形のよい山は薄暗い 急な勾配です 固い岩石のチャートが露出しています
麓の御神神社 この神社も古い古い神社です 秋にはずいき祭り  さといもの茎を使って神輿を作り奉納します このお宮のなかで いぬびわ をみつけました いちじくも この仲間 食べられます 
15日に撮りました よく晴れていましたから 
野洲川をはさんで向こう側 
朝夕 四季を通じて 変化を見せてくれます   
御神神社をあとにして 八号線をこえて すぐ上り口があります 天保の一揆 湖南の村民が野洲川沿いに集まり 大きな一揆がありました その結果 1万日の検地の日延べ その犠牲者をまつる碑や祠がありました  

大ムカデはこの日は出てきませんでした
左端は石部 真中は草津 大津 右端は守山 野洲あたり 
生駒 ぽんぽん山も見える
そうです
右の山頂が雲で隠れていますが 
伊吹山 
我が町の灰山あたり 石灰岩の露頭した
ところ  
今は砕石場となっています 町の右端は
大きく山が削られてます ここの里山が
終いには無くなりそうです 後ろの山は
阿星山です
草津市内 駅前あたりは大きな建物が
目立ちます その奥はもう琵琶湖
野洲町から 斜めに琵琶湖を越して
向かい側が 比良 朽木はもっと奥に
少しずつ近づいてます 大きくなりました
この日は朽木は雪が降っていたそうです
あれは 雪雲 日本海を渡って山を越えて
雲が流れ込んでいます
野洲 近江八幡 その向こうに比良  
朽木 もう福井県境
琵琶湖が深い青色になっていました
左の写真のほうがよくわかります 
一番目と二番目は御神神社で あとは三上山で撮りました

降りる途中のお宮の跡 なんかお社も
鳥居もなくつぶれかけた社務所と灯篭
だけがたっていました 広い原っぱ 
時間がとまっていました
ここは 家に帰る途中の野洲の
はずれの野蔵神社 猿の石造物
狛犬みたいに並んでいました
猿瓦も ありました