5月22日 朽木の奥の奥へみんなでお散歩です

朽木の奥の奥のじっちゃまのところへ行きましたよ お友達のももちゃんとさち あいの三匹とおやじ三人で林道を登っていきました

行く途中です  景色が良いので一休み 橋から見ました 左に萱葺き屋根がありました 公共施設みたいです
V字の峡谷です はっきりわかります この谷沿いに民家が点在してます 道路は川の右に行ったり 左に行ったり 広くなったり 極端に狭くなったり 目的地はまだまだ ずーと先です 最後はいつもここです 木の根元はちょっと洞になっていました ごっつい幹がもう 緑色にかわってますよ いっしょに暮らしているのは?早春より少し日がさえぎられていました でもあかるい森のいきどまりです

この日は里の方でも暑かったで
すが奥の奥は木陰でちょうど
よいさわやかさでした
キンラン 金蘭  一株だけで 気高く咲いてましたよ あまり見かけません 森の日を浴びて蕾を光らせていましたよ 蘭科の花は進化の進んだ植物です 進んだわりには あまりみかけません きれいすぎるのが原因でしょうか
人間の乱獲まで予想してい
なかったのでしょう 



よい天気でした 朽木でも暑いくらい でもさわやかな春もようでした 二週間前とは大違い 虫たちが目をこらせば動いてます  お散歩をおわって 後からこられたMさんをまじえて 遅くまで時間の忘れるほどいさせてもらいました
Mさんのお話
このあたりは 昔から自給自足の村でした
おおいときは20軒もあったでしょうか?病人が出たときも 火事のときもたいへんでした 火事は間に合わなかったです 今でも
布もこの辺りではみんな織ってました
ここの米はおいしいですよ 土地水もいいですから たけのこも

熊のぼたもち 笑 あそこにありましたか  ほー 熊はめったに人に近寄りませんから 子わかれのとき意外は 
めつたに人を襲わないです 
熊檻には蜂蜜をしかけています 去年で三頭かかりました 
前はあそこの道をいかれたんですか?そう そこで道はありません 私はそこね あまごを釣りに行きます

今年は鹿がよく死んでました 雪が深かったからかな あんたが見た死んだ鹿もそう かもしかも 別の谷で死んでました 雪の深いとき 谷に落ち込んであがれなくて 餓死したのでしょう かもしかは 同じところを何度もあがろうとしますから

もりあおがえるはいますが まだです すぐいもりに食べられてしまいます
さんしょうおは おなかが赤くないですから あんたがみたのは いもりですよ
水の中にも森の中にもいますよ
 
あそこの にっこうきすげもみましたか
ゆうすげとちがいます よ





山菜はこの辺りではあまり食べません そう 朽木のじっちゃまのいうとうり あくのあるのは余り食べません

こごみは食べます そしてみずぶき うわばみそうというんですか?それは軸を食べます おひたしとかで 根も食べるところもあるんですか?ほー  

みつば エンレイソウ ですか?この真中の黒い実を子供の頃食べました 
朽木のじっちゃまのいうとうりに このへんでは 簡単なわかりやすい名前がつけられてますよ 
やまそ からむしのことですか 戦争供出しました 麻の変わりにしたんでしょうね

わさびはこのあたりにあります  しょうゆと砂糖を混ぜ合わせにたてて ちょっとさましたのを葉っぱや茎にかけるだけ そして保存します
 さるはこのあたりにはあまりいないようです 餌の豊富な里のほうがいいんでしょ

きんらん  ありましたか どこに あーそこね 私の山です  

ほうす みずならのことです 楢 栖 す ですがどう書くんでしょうか やっぱり炭の材料 こならよりおちますがよく使われてました 炭焼きは自分の山持ちは 自分で 山の無い人は許可をもらって 焼いてたそうです 山越えて焼きに来ていたそうです 



三匹の山のお散歩
アイがとっとこ とっとこ
サチがさっさ さっさ
モモがてこてこ てこてこ
あつち くんくん こっち くんくん
森の中の道を寄り道しながら
すすみます
なにかの気配を感じたら
サチはいっきに崖を駆け登ります
モモも負けてません そのあとを 
アイはどこをあがろうか うろうろ
でもすぐにあとを追いますよ

三匹ともあーという間に消えま
した 消えたとおもったら 

アイが一番先に帰ります
とちゅうからUターン


モモはだだだだ
崖を落ちるようにしてもどります

サチはそのうち帰ります

ハッハッハッ後ろから
ほら聞こえてきましたよ 
しゃく がよく目立ちました あちこちにあります
やぶじらみは少し花がちいさいです
がまずみでしょうか?白い小粒の花を一杯にね
子の時期白色が多かったです
とちの新芽のカバーです 
まだねばねばが残ってます
あけびの花にいもむしが二匹同居してました うまくまるまってはいってますよ こんなとこにもいきものがね いじらしいですね
えんれいそうの花です 前も撮ったかな いや実でした 熟せば食べられるって 土地の人がおっしゃってましたよ ちゃるめるそう の実でしょうか?チャルメラに にてるんでしょうか? ひろはこんろんそう 広葉の崑崙草です 山菜ですが?知りません 白色の花が十文字にひらきかけましたよ しだですが こごみでしょうか? よくにた緑のしだがあるから
ほうちゃくそう 枝の先に1個か2個釣鐘形の白い花をつけてます 花の先は薄緑に染まってます んー きれいです たにうつぎです つぼみのときはピンクが濃いです ぷっくらふくらみました もんかげろう 尻尾が長いです体の倍以上あります 幼虫のときは川の砂の中に潜ってますて書いてます きんぽうげ うまのあしがたでしょうか? 黄色が光ってます
この花には色んな虫たちがきますよ
先っきの虫でしょうか? 花粉をたべてますよ 来ました きりぎりすのちいさいのが しゃがの花にもね 虫と花はお友達 この色は あまりないですから
べにかみきり でしょう
紅色をしてます これも花めざしてきますよ
つまぐろおおよこばい 薄黄色で羽根の先が黒くなってますよ1センチ5ミリ 頭の点点がおしゃれ みずならの若葉になにか隠れました ちょこちょこしてます この虫でした あおはむしだまし
かな?金緑色してます
こちらは くも 緑色がきれいだから わかばぐも でしょう
巣を張らないで歩き回ってますよ
二人静 です 三人いますが
まあ いいでしょう
白い花穂を咲かせますよ
静かに 目立たなく
てりはあざみ でしょうか とげがきつそうです ガードがかたいです これでは動物たちも食べられません はないかだ です葉っぱの真中に花が咲いてますよ いかだ流しのおじさん?見えますか むしかり がまずみ わからんようになりました