文章修行家さんに40の短文描写お題に
挑戦してみました。
00. お名前とサイト名をどうぞ。 また、よろしければ一言なにか。 |
「花朝月夕」の射場手さやかです。 このお題に挑戦することで、少しでも文章が磨かれるとよいなあ。 |
ジャンルと文字数 |
---|---|---|
01. 告白 |
男が低く掠れた声で告げた思いに、女は花開くような笑顔とひとしずくの涙で答えた。 一人ためらい、立ち止まった日々が、いま終わる。 フィンとアルテナ。ついに告白しました。 |
FE聖戦 62文字 |
02. 嘘 |
この地に漂う異形の群は、かつて記憶であったもの、あるいは記憶を持ったもの。 虚ろなるものに、誓いの言葉を渡しはしない。我らに勝利を。 プロマシアミッション。BC前にて。 |
FF11 65文字 |
03. 卒業 |
友と培った絆は、揺らがぬ、果てぬ。 夏の訪れが、学び舎の庇護に終わりを告げても。 親世代トリオ。士官学校卒業に寄せて。 |
FE聖戦 39文字 |
04. 旅 |
否応なく故郷を思い出す。触れるすべてが、思い出とはかけ離れているがゆえに。 熱く乾いた風。ここは間違いなく異境。 カザム。最近は異国の言葉が飛び交っています。 |
FF11 55文字 |
05. 学ぶ |
決して迷わず、揺らぐことのない背をしるべに、娘はいくさ場に立つ。 無言のうちに父が示したもののふの覚悟を、その胸に宿して。 子どもは親の背を見て育つ。本多父娘はそんな感じだと思います。 |
戦国無双猛将伝 60文字 |
06. 電車 |
もはや使われることもなく、トロッコは緩やかに朽ちていくだけ。 うずもれた人々の嘆きが、鉱山に吹きわたる。 グスゲン鉱山は何回行ってもおっかないです。 |
FF11 51文字 |
07. ペット |
この世ならぬ碧の毛並みに体温はないけれども、触れたぬくもりは本物。 魔力など使わなくても、その存在が癒しをくれる。 カー君めっちゃ可愛いです。でも召喚士のLVは1のまま。 |
FF11 56文字 |
08. 癖 |
生まれる前から、共にあった兄妹だ。 防ぎきることはできなくても、剣の動きは予測できる。 すくい上げるような一撃は、やはり右から襲ってきた。 双子剣士。稽古中のようです。 |
FE聖戦 57文字 |
09. おとな |
敬愛する人々の家族に、暗い謀略は反逆者の遺児という汚名を着せた。 幼い泣き声に少年は誓う。子どもたちの守り手とならんことを。 バーハラの悲劇後のオイフェ。 |
FE聖戦 61文字 |
10. 食事 |
空腹が飢えにつながったことは一度もない。三人で囲んだささやかな食卓。 日常の裏にあった苦労に気づくには、まだ幼すぎた自分。 リーフは王様になっても、あまり贅沢はしなさそうに思えます。 |
FE聖戦 60文字 |
11. 本 |
そこに記されているのは、知識ではない。 文字と言葉が織りなす大いなる力は、やがて時代の闇を払う風となる。 フォルセティ。 |
FE聖戦 51文字 |
12. 夢 |
分かたれた国を一つに。父の願いは、子の手で果たされた。 民に豊かさと安らぎを。新しい国は、王の願いとともに動きはじめる。 夢の実現は、ゴールではなくスタート。トラキアの統一を果たして。 |
FE聖戦 59文字 |
13. 女と女 |
貴女とは違う。 何ひとつ失うまいと戦った妹は、そう言った。 私にはただ、何を捨ててもしがみつきたかったものが、ひとつあっただけ。 信長だけがいれば良い濃姫と、大切なものすべてを守りたい市と。 |
戦国無双 62文字 |
14. 手紙 |
妹の強がりに、寂しさが透けて見える。母の笑みに、疲れが滲んでいる。 遠い空の父よ、便りがないのは無事の知らせなどとは言わせない。 セティ。旅立ちの決意。 |
FE聖戦 63文字 |
15. 信仰 |
燃え崩れる寺と、赤く染まる空を眺めながら、男は問いかける。 祈りという支えを失ってもなお、汝らは我が敵たりえるのかと。 信長。どこかの寺を焼き討ちしたようです。 |
戦国無双 58文字 |
16. 遊び |
幼さすら感じさせる声で、少年は恋人を狩猟に誘う。狩猟は貴族の嗜みだ。 だが彼の獲物は、狐でも鹿でもなく、生きた人間。 ユリウス。十章の「ゲーム」のイメージです。 |
FE聖戦 57文字 |
17. 初体験 |
順番がまわってきただけだと、自分に言い聞かせる。 目的は同じなのだ。一緒に冒険をしましょう。 囁いた瞬間、僕はリーダーになった。 いまや立派なオートリーダーです。 |
FF11 62文字 |
18. 仕事 |
酔いを帯びた手が、舞台に銅貨を投げつける。 好色な視線に体を晒してでも、踊りで生きていく。 そう決めたのは彼女自身だった。 踊り子さんに手を触れないでください。 |
FE聖戦 59文字 |
19. 化粧 |
紅と白粉を洗い落とした顔に、舞台で見せる艶やかな笑みはない。 装うことも、取り繕うこともない笑みは、親しき人々のために。 踊り子さん。お仕事終了。 |
FE聖戦 59文字 |
20. 怒り |
追い求めた仇の前で、理性の声は無力だ。 唱えた呪文に、記憶と激情が絡みつく。 青年の魔力に応えるように、空が唸った。 怒りスキルというと、真っ先にアーサーが思い浮かびます。 |
FE聖戦 56文字 |
21. 神秘 |
掘り出したばかりの鉱石が、燃えて溶けゆく様を思い浮かべる。 想像を現実にするクリスタルの光が消えたとき、そこにあるのは鉄の塊。 クリスタル合成法って、どういう仕組みなのでしょうか……。 |
FF11 62文字 |
22. 噂 |
猛将の愛娘にして、弓の名手。弟をも退けた女武者。 百聞は一見に如かず。いつしか思い描いていた姿を打ち崩して、彼女は佇んでいた。 信幸&稲姫御対面。このあと彼女は歴史に残る暴挙に……。 |
戦国無双猛将伝 62文字 |
23. 彼と彼女 |
騎士の誇りを胸に抱いて、男は苦境を進んで行く。 その姿に兄の最期が重なっても、一生を共にするという女の決意が揺らぐことはなかった。 三章直後のノイラケをイメージしました。 |
FE聖戦 64文字 |
24. 悲しみ |
男は命と引換に、鋭い痛みと深い空洞を、女の胸に刻みこんだ。 育まれ、そして失われた思いの嘆きを、彼女は知らない。 ディアドラ。彼の人とともに、永遠に失われたもの。 |
FE聖戦 55文字 |
25. 生 |
浮かされることもなく、流されることもなく、男は渦巻く熱に身を委ねる。 求むるは、乱の只中。望むままに剣を振るえる場所。 ナバールとかシヴァは、こういうイメージです。 |
FE 57文字 |
26. 死 |
赤く塗れた指先を、痛みに耐えて差し伸ばす。 応えてくれた掌の、最期の温もりが愛しかった。 鼓動尽き果てるそのときをも、我らはともに。 キュアンとエスリン。死をもってしても、二人を別つことはできなかったのです。 |
FE聖戦 64文字 |
27. 芝居 |
演じてみせると誓ったのは、恩のため、国のため。 それでも不器用な温もりに、胸が痛んだ。 傍らにありたい。それが本心。 貂蝉。虎牢関の戦いを前に。 |
真・三国無双4 56文字 |
28. 体 |
その腕は、鋼の重さに負けてはならない。その足は、疲れに屈してはならない。 積み重ねられる鍛錬が、更なる力と聖なる血を呼び起こす。 鍛えよ勝つために。聖戦子世代キャラのイメージです。 |
FE聖戦 63文字 |
29. 感謝 |
笑顔をありがとう。温もりをありがとう。 そして、この時代を共に生きてくれてありがとう。 私の支えであり、誇りであるあなたへ。 大喬伝or月英伝のEDをイメージしてみました。 |
真・三国無双4 60文字 |
30. イベント |
冒険者さんたちをビックリさせるのだクポー! たくさん楽しんでもらうクポー! 飛び回るモーグリたちが思い浮かべるのは、無数の笑顔。 ヴァナのイベントは、モーグリたちががんばっているのだクポ〜 |
FF11 62文字 |
31. やわらかさ |
無造作に渡された赤子は温かく、しめり気を帯びていた。 万一を恐れ少年の体が強張る。 二人の顔をのぞき込んだ女主人が、声を立てて笑った。 フィンorオイフェ。主人の子を腕に抱いて。 |
FE聖戦 65文字 |
32. 痛み |
国を支え、民を守るために、騎士は剣を抜く。 それを忘れ、ただ名誉を求めた代償が、嘲うように疼いた。 女将軍の秘密。王子よりも年上だったのか……。 |
FF11 48文字 |
33. 好き |
力強さと激しさを持たぬその言葉は、柔らかく暖かな心根の義妹にこそ似つかわしい。 女には、その気性に相応しい言葉が、他にある。 濃姫。「好き」ではなく、「愛している」 |
戦国無双 61文字 |
34. 今昔(いまむかし) |
小さな体を抱き上げて、髪を撫でてくれたのは、優しい騎士だった。 少年から青年へと化した彼に、私はもはや手すら差し出せずにいる。 アルテナ。子どものころのように、あの人に頼ることができれば。 |
FE聖戦 62文字 |
35. 渇き |
気まぐれに舞う砂粒と、汗をも焦がす太陽が、冒険者の行く手を阻む。 たどり着いたオアシス。やわらかな水の匂いが、喉の奥を突いた。 初めてラバオに行ったとき、地図がなくて遭難しかけました。 |
FF11 62文字 |
36. 浪漫 |
探し当てたポイントにつるはしを振り下ろす、その瞬間が好きだ。 出るのは金か、石塊か。 まめだらけの手が、その答えを掘り起こす。 採掘大好き。マイキャラはそれで生計を立てています。 |
FF11 61文字 |
37. 季節 |
柔らかな風が、いつしか冬を運び去っていたことに気づく。 故郷よりも早く、記憶よりも鮮やかに街を彩るのは、あの人の好きな花。 トラ7ED後のフィン。旅先にて。 |
FE聖戦 60文字 |
38. 別れ |
我が子を送りだす決意を固めたのは、日ごとに増す不安と予感。 どうか生き延びて欲しい。小さな手に、ただそれだけを願った。 親と子の別れ。五章です。 |
FE聖戦 58文字 |
39. 欲 |
深く強く思うただひとりを、女は望んでいる。 髪の一本、血の一滴に至るまで、その身すべてを。 濃姫。望みの行き着く先は、彼の生命。 |
戦国無双 44文字 |
40. 贈り物 |
若い叔母が金や物に心動かされる人間ではないことを、少年は知っている。 だが男に剣を贈られてから、二人の空気が変わったのは確かだった。 勇者の剣入手後のアイラ。シャナン視点。 |
FE聖戦 65文字 |