現在も噴煙を吹き上げている中岳は、７つの火口を持つ。 噴火口から覗く風景は、不気味なその姿とは裏腹に薄グリーンの綺麗な液体を溜めていて、見る人の心を感動させる。
また、全周128kmにもおよぶ外輪山に囲まれた大カルデラのどこからでも阿蘇の雄姿を眺望できる。大自然が200万年という膨大な時間をかけて作り出した雄大な風景を堪能できる。
草千里は、烏帽子岳の北側、杵島岳の火口跡が、直径1000mの円形の大草原となって広がっている。緑のじゅうたんを敷き詰めたような平原の風景は、阿蘇山の雄大さを強く印象づけてくれる。
◆TEL 0967−32−1111（阿蘇町商工観光課）
◆TEL 0967−34−1788（阿蘇山ロープウェイ）
◆駐車場＝有り、草千里駐車場は有料
◆車椅子用トイレ＝草千里にある阿蘇火山博物館内に有るらしい。
◆レストラン＝草千里に有り
※草千里までは、阿蘇登山道路（有料：1,420円の半額）赤水線、坊中線、吉田線のいずれかのルートを通る。さらに中岳噴火口へは、阿蘇町営道路（有料）を通るか、ロープウェイを利用（私は利用していないが、階段が有るそうで、職員が介助してくれるらしい）。噴火口を見るには、山頂駐車場から、かなり急な坂を少し登らなくてはならない。ケイソン単独では無理でしょう。
確認日：1999/09/17
