大分県
☆別府地獄めぐり
「地獄」と「天国」が同居する街、別府の鉄輪(かんなわ)・亀川の地獄地帯は、千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記され、近寄ることも出来ない、忌み嫌われた土地であったと言われている。そんなところから、人々より、「地獄」と称せられるようになった。別府地獄組合の、
・海地獄(コバルトブルーの池)
・山地獄(吹き出した粘土が積もって山状になっている)
・カマド地獄(氏神の大祭に噴き出す蒸気で御供飯を炊いてお供えする習わしから)
・鬼山地獄(鬼山という地名に由来する。別名「ワニ地獄」)
・白池地獄(無色透明の熱湯が、いつのまにか白く濁った池になる)
・金竜地獄(立ち上がる蒸気が朝日の中、あたかも金色の竜が昇天するように見える)
・血の池地獄(地底の粘土が酸化鉄、酸化マグネシウムなどの影響で赤く染まり、血のように見える)
・龍巻地獄(約25分間隔で熱湯を噴き上げる間歇泉。その高さは20mにおよぶ。天然記念物)の地獄めぐりの他、
・坊主地獄(泥火山の特異な現象で、熱泥が坊主頭のように噴き上がる。天然記念物)が有る。
◆大分県別府市
◆TEL 0977−66−1577(別府地獄組合)
◆TEL 0977−66−1581(坊主地獄)
◆駐車場=各地獄に有り(無料)
◆車椅子用トイレ=海地獄に有り
◆レストラン=海地獄に有り
◆観覧料=地獄めぐり(坊主地獄を除く8地獄共通)、大人:2000円、小学生:900円他。手帳提示で、550円に割引。
坊主地獄、大人:400円、小学生:200円。手帳提示で半額に割引。

※地獄8ヶ所めぐりは、起伏にとんだ地形のため、先ず海地獄に車を置き、海地獄・山地獄を見たのち車をカマド地獄に移動し、カマド地獄・白池地獄・金竜地獄を見ると良い(車で移動しなくてもOKだが、坂道が多く苦労します)。血の池地獄と龍巻地獄は約3km離れているため絶対車で移動しなくてはならない。
また、坊主地獄は地獄8ヶ所めぐりとは別のもので、少し離れています。
山地獄・カマド地獄・白池地獄・坊主地獄は急な坂が有り、ケイソン単独では無理でしょう。
確認日:1999/09/18
坊主地獄 山地獄 血の池地獄 龍巻地獄




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