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MacをMacたらしめる特徴の一つに「カスタマイズのしやすさ」があると思うのですが、カスタマイズ方法の一つにResEditを使用するものがあります。
ResEditは非常に強力なツールで、これさえ使いこなせば機能拡張を使用しなくてもかなりのことができます。ResEditについてのページはすでに達人の方々がWeb上で公開されておられますし、重複するところもあるとは思います。本当はまじめに使い方を書きたいのですが時間がないのと、面倒くさいので(ごめんなさい!)ちびちび&適当に書いていきたいと思います。なお、ResEditの使用に関しては各自の責任において行ってください。初心者向けに書いているつもりですがここに書いてある方法でResEditを使用して、結果生じた損害については一切受け付けませんよ。でも感想なら歓迎
目次
ResEdit使用上の注意
ResEditを手に入れるには?
アプリケーション各々で警告音を変えよう
メニューを変えよう執筆中
デフォルトで開くアプリケーションを変える執筆中
Systemを探検する執筆中
ResEditについてまずはじめに覚えなければならない点は、これをつかって、System、Finder、アプリケーションを変更できるという点です。しかも、バージョン1.Xとは異なり、Macのプログラムらしく親しみやすさも兼ね備えたツールとなった今では ついうっかりファイルを破壊してしまうかもしれません。したがって、何をするにも必ずバックアップを取ってから作業するように癖を付けましょう。(バックアップのないファイルに限って壊れる。)
分からないものはさわらないことを徹底すればそうそう壊れるものでもありません。ResEditでファイルをあけたとき、0と1がならんだアイコンとプログラムコードみたいなものがかかれたアイコンに関しては、それ相当の知恵と勇気がない方はさわらないようにしましょう。これらこそ、プログラムのいわば中枢となっているのです。反対にひとめで何か想像がつくようなアイコンのもの(MENU、CURS、ICON等々)はわれら素人ハッカーの餌食です。思う存分開いても大丈夫です。(多分^^;)
あと、ResEditは英語圏のソフトウェアなのでメニューもアラートも当然英語です。読めない方は辞書を手短に置いておきましょう。ダイアログがでたときに意味をわからないまま「Yes」にするのはソフトの性質上非常に危険です。意味のわからないダイアログがでたときは「Cancel」するようにすればよいです。
ResEditを手に入れるには
雑誌の付録CD-ROMから入手するのがいちばん早いでしょう。
Web上では
AppleのFTPサイト
Info-Mac
などの大手FTPで検索すればすぐにみつかるはずです。 近々Nativeのバージョン3.0がでるとかないとかうわさがありますが、現行バージョンは2.1.3です。独自に拡張したバージョンやコードエディターも付属したバージョンもありますが、ものによって不安定なものがありますので注意してください。
普通、警告音はコントロールパネルで設定した一つだけしか鳴らすことができません。しかし、アプリケーション自体にサウンドリソースを持たすことによって独自の警告音を鳴らすことができます。特に利点はないのですが、アラートばかり出すアプリでは小音量の警告音を当てることによって静かにさせることができます。逆に職場などで大音量の警告音を仕込んでおいて間違えた人を辱めるという悪いこともできます。
やり方
- 警告音にしたいsndファイルをResEditで開く。
sndファイルがSystem7形式なら「snd」リソースがあるはずです。- 警告音を入れたいアプリケーションをResEditで開く。
- sndファイルの「snd」リソースをコピーして「ID=21885」とする。
「snd」リソースをコピーしたら”Resource”メニューの”Get Resource Info”を選んでリソースIDを21885に書き換えます。- 間違いがなければSaveして改造は終わりです。
英語版のアプリでメニューの意味が分からないから日本語に書き換えたいときがあると思います。逆に、日本語のメニューはかっこわるいから英語に書き換えたいという人も多いと思います。さらに、ショートカットが使いづらいから自分の好きなものに変えたい時にも有効です。やり方
- メニューを変えたいアプリのコピーをResEditで開く。
「menu」リソースがあればそれを開く。なければちょっと難しくなるので別の章で説明します。- メニューが目で見える形で表れるのでそれの変えたいところを開き、好きなように書き換える。
「Text」の所を変えればメニュー項目、「Cmd-Key」を変えればショートカットキー、「Color」を変えればメニューのそれぞれのカラーを変えることが出来ます。- 間違いがなければSaveして改造は終わりです。
ただのTEXTファイルはそのままダブルクリックしたらSimpleTextで開きます。ただのPICTファイルもダブルクリックしたらSimpleTextで開きます。これを普段使っているYooEditやGraphicConverterで開きたい!というときに役立ちます。また、Compact Proで圧縮したファイルをダブルクリックでStuffIt Expanderで開くようにしたり、活用はさまざまです。 やり方
- FinderのコピーをResEditで開く。
「fmap」リソースを開く。- HEXのエディターがでてきますが、今回変更するのは右側のASCII文字の所です。ここの一行ごと(つまり8バイト)にファイルとアプリケーションの関連づけが記述してあります。
先頭から4バイトの部分にそのファイルのタイプ、後ろ4バイトに開きたいアプリケーションのクリエイターを記述します。(ここではTEXTをYooEdit、PICTをGraphicConverterに設定しています。- 間違いがなければSaveして改造は終わりです。
ResEditで何が出来るかを知りたい人はSystem関係のファイルを片っ端から覗いてみるのもいい方法です。いったんSystemファイルとFinderのバックアップを取っておき、それぞれResEditで開いてみましょう。