京都メンネル合唱祭を終えて


6月4日、京都会館にて行なわれた京都合唱祭に、 京都メンネルコールが参加した。今年で4回連続出場 となり、50周年記念事業以降のOB合唱団の活動も 定着してきたと言って良いであろう。
今年は、「月光とピエロ」より、「月夜」、「秋のピエロ」を演奏しました。 幸いにも、練習以上の出来栄えであったことは、良かったと思います。 演奏後は、昨年同様、東山2条の「相生餅食堂」で打ち上げを行ないました。
合唱祭に参加いただいたメンバーは24名(内2名は現役)でした。

T1不破(33),矢形(58),巽(63),中島(1),多賀(5),林田(現役)
T2磯林(40),堀(61),春山(7),三輪(現役)
B1寺田(46),田中(58),影近(60),元木(63)
B2森田(41),河野(44),八塚(58),中間(59),丹生(63)
谷生(63),井原(1),石山(2),常住(7)
指揮尾関(59)
遠方より多数のご参加ありがとうございました。
以下は、参加された方々からの感想です。

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丹生(S63)
今日は、合唱祭でした。普段は、「今さら....」と、ネガティブに思う事もあるのですが、 世代を超えて、ひとつの事を協力して成し遂げる、そんな機会を今また持てた事に OB会活動の魅力を再認識しています。
今日はありがとうございました。
みんなで声を掛け合って、来年は50人以上で参加しましょうよ。
立命メンネルOBの看板を背負って20人程度ではやっぱりさびしい感じは否めません。 「数の暴力」大いに結構だと思います。
仕事柄、練習には殆ど出席できないのですが、来年も是非参加したいと思います。 仮装でもなんでもいいですから。

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磯林(S40)
京都メンネルの皆さん昨日はお疲れさんででした。 土・日と2日連続で歌った後のおいしいビールを 満喫させていただきました。
今後は1日だけの合唱団ではなく演奏会が持てる ような団体をも目指しませんか。
そのためにも常時集まれる人員の確保が望まれま すね。春の異動で関西を離れる人もあると聴いて います。逆に関西に帰ってきた人もいるでしょう 皆さんできる限り身近のOBに声をかけて次回の 練習日(7/15・土曜日)に誘ってください。 丹生君是非、君の奇抜なアイデアをお待ちします。
第2回メンネルマスターズが楽しみですね。

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堀(S61)
OBの演奏は、本番に強い伝統が発揮されたと思いますが、録音テープは 正直です。もし、聞ける演奏ならば、田中先輩のほうから録音がHP上に UPされるとのことなので、どきどきしながら待っています。
 現役は、35名がステージに乗りました。一回生は15名とのことです。 やっぱり30名を越えると迫力とハーモニーに厚みが出てきますね。
良い雰囲気で、楽しみながら歌っていると印象を受けました。
明立が楽しみです。(聴きに行ってみようかな?)

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寺田(S46)
◇◇◇めんねるこーる(第41号)より転載◇◇◇
改めて数えてみる。卒団以来29年が経っていた。5月13日、 「月光とピエロ」は私にあの日の感動を蘇らせてくれた。
定期的に送られてくる団紙「めんねる・こーる」、明立、定演への招待状などを いただく度に、これを発行し送ることに力を注いでくれている後輩諸氏への 感謝とともに「あ〜メンネルに自分が居たのだ」と思い起こされるだけで、 自らOBとしてもう一度など思いも及ばない30年だった。
ただ、五十路を超え、ここ一年ほどの中で何となくだが、もう一度あの男声合唱で しか味わうことのできない重厚なハーモニーをただ聞くのではなく歌い、体で感じ たいという気持ちはだんだん強くなっていったことは事実だった。
そんな思いにタイミングを合わせるかのように「浦山先生招聘二十周年行事」と、 それに向けての活動があることを知り、重ねて、後輩の石山君からのお誘いの 電話が決定的となり、四月二十二日、京都市内で開かれる決起大会への参加の 意志を何のためらいもなく伝えてしまっていた。まさに、思わずという感じで あった。
私が一回生時の二、三、四回生の先輩諸氏、私が四回生の時の三、二、一回生の 後輩諸君、同期を含め七年の幅の少なくとも見知った方々との再開があるかとも イメージしていたのだが、残念なことにそれは叶わなかった。
しかし、このことで私は別のことに気づかされた。「私にとって、これは新しい出会いで ある」と。
もし同期の親しかった方々と面していたらあの場はきっと過去の時間との再会の場で 終わっていたであろうし、思い出話しの場でしかなかったであろう。
ここには後輩、先輩、現役というタテの糸を尊重しながらも、それにも増して合唱に よって心をときめかせるという「共通の価値」を持ち、ヨコの糸で繋がっている人たちとの 出会いがあった。
そんなことを宴の後、道すがら少し酔いの回った頭で思いながら、改めて今後そのような 場にきっといるであろう自分を少し誇らしく、宴席で配られた楽譜コピーを車中で広げ 「さて、ドの音はどこ?」などながめてみたのだが悲しきかなその位置すら忘却の彼方で あった。
改めて案内をいただき、練習に参加する限りは気分も新たにと何年ぶりかで楽譜を買った。 子どもが使っていたおもちゃピアノの何とも頼りない音取りでかつての記憶を引きよせ ながら、土曜の午後、磯林先輩のお世話で新しく練習会場となった千里山の教会へと向かう。
いきなりのアンサンブル。あっと言う間の二時間の中で、あの日の私が居た。そして新しい 自分が居た。楽譜の詩や音符はあの日と同じ、それを表現する自分には三十年の時が経っている。
尾関君の言葉の「人生を少し長く経験した者として詩を解釈し歌ってください」まさにその通りだと思う。
これからも自分の詩を歌い続けていきたいと思う。

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管理人
練習を重ねてハーモニーは溶け合い、皆の感性が音に昇華するものですね。 京都メンネルも、「一発屋」を卒業し、一歩踏み込んで、より高いレベルで 「音」を求め、楽しめる、地道に音楽を作り上げる作業ができれば..と願います。
今年は、「浦山先生招聘二十周年記念事業」に向けて、7月より練習が再開されます。 浦山先生から直接ご指導を受けた受けないに関わらず、一緒に歌いませんか!?
「あの日の私」、「新しい自分」...を! そして、練習の後の美味しいビールを!
これを読まれた方の参加をお待ちしております。
練習日程、練習場所は、「京都メンネルコール」のページをご覧下さい。

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