蒲生郡安土町石寺
■創築年
垣・土塁・井戸・門跡・本丸
平井丸・落合丸・池田丸
淡路丸
近江国を東と西、南と北に分ける要衝にそびえる標高432.9mの観音寺山(繖山)に築かれた近江国主護職佐々木六角氏の居城であり、中世の代表的な大山城である。
近江の穀倉地帯である湖東平野にひときわ高くそびえる独立峰で、ゆるやかな山容の外観に比して非常に丘峻であり、まさに自然の要害をなしている。
永禄十一年九月織田信長が入場したが城はそのまま残し、佐々木氏に守らせたが天正十年安土城とともに滅亡した。
全山いたる所に、当時を偲ぶ遺構が確認できる。