平成16年度 近江城跡琵琶湖一周のろし駅伝

佐和山城

2004-11-23

 

うっかり 第三回 のろし駅伝のレポートを掲載し忘れていました。

あれから1年経ってしまったので、今さら詳細レポートを書こうにも当日の事が思い出せず写真のみ掲載します・・・。┗(-_-;)┛

あぁ〜、明日は第四回のろし駅伝だ〜っ!


 

佐和山城

2003-11-23(日)

AM10:50磯山城ののろしを確認し、

本丸郭の南端平場にて2本の発炎筒に点火!

2度目ともなると準備作業も手馴れたもの!


発炎筒支持装置・・・なんて大げさな代物じゃない!

約7mの青竹の先端に2本の500mlビール缶を針金で結えるだけの簡単な仕組み。この缶の中に発炎筒を入れて着火するだけなのですが、前日にミーティングまでして決めた構造だったんです。これくらいなら現場でも考えれると思うが・・・。

↓出来た作品はこれ↓。(^-^;


のろし駅伝の合間には、T氏による佐和山城の歴史講演会が催された。

 

 

2003年11月23日(日)第二回 「近江城跡琵琶湖一周のろし駅伝」が開催されました。

 

■趣旨■

滋賀県には1300箇所も中世の城跡が存在し、その多くは地域住民に知らされることなく里山や竹林に静かに眠っている。一方、近年近年心の時代とも言われ、身近な歴史文化や自然にふれ、やすらぎを求めようとする人が増えている。

これらのことから、身近な城跡に気ずき、まちずくりに活かすきっかけとなることを目的として実施する。

■主催■

近江中世城跡保存団体連絡会(近江のろし会)

協力:北近江浪漫交流圏委員会

■内容■

10:00に23箇所の山城で一斉にのろしを上げる。

10:15より弥高百坊(伊吹町弥高)をスタートに順次のろしをつなぎ琵琶湖一周をし、八講師城(山東町梓河内)をゴールとする。

 

のろしを上げる順序と予定時刻■

弥高/上平寺城10:15⇒横山城10:20⇒一ノ城10:25⇒地頭山城10:30⇒太尾山城10:35⇒鎌刃城10:40⇒磯山城10:45⇒佐和山城10:50⇒荒神山城10:55⇒勝楽寺城11:00⇒観音寺城11:05⇒瓶割山城11:15⇒音羽城11:20⇒北之庄城11:10⇒岡山城11:15⇒打下城11:20⇒清水山城11:25⇒伊井城11:30⇒田屋城11:35⇒竹生島沖11:40⇒虎御前山城11:45⇒長比城11:55⇒八講師城12:00


前日までの雨が嘘のように晴れ上がり、絶好ののろし日和にとなりました。

 

佐和山城は近江中世城跡保存団体連絡会の会計役員も務めるT氏が責任者となり、同氏率いる「佐和山城研究会」の若手メンバー(私も含む)が借り出され、事前準備から打ち上げ機材の調達〜打ち上げ作業までを行いました。

当日AM8:30に佐和山城の東山ハイキングコースに集結、機材一式を山頂まで運び上げるため、何度も往復するメンバーも・・・ご苦労さん!m(_ _)m

 

山頂は約40名程の見物人で賑わい、みなさん双眼鏡やカメラを手に、「見えた〜!あれ音羽城ののろしと違うかー?」「え〜っ、工場の煙やで〜。」と和気あいあいと楽しい時が過ぎます。

発炎筒に点火し、青竹が立てられた瞬間拍手と歓声が沸きあがりました。(ノ^^)ノ

横山城    地頭山城    弥高/上平寺城


佐和山城は中心的な立地が幸いし、参加23山城跡中17箇所を肉眼で確認できました。

確認出来なかった山城は以下の通り、立地的に山陰で見えない所が大半。

<瓶割山城・音羽城・清水山城・伊井城・八講師城・長比城>

琵琶湖の遥か対岸である、打下城や田屋城ののろしが肉眼で確認出来たことは意外でしたね。


勝楽寺城

天候に左右されるものの、中世ではのろしが最速の情報伝達手段であり、十分実践で役に立つ事を認識させられました。

来年は更なる思考を凝らした企画を検討中です、ご期待ください。

「近江の城郭」でおなじみの野暮さんは弥高/上平寺城で参加されました。

レポートはこちら↓

http://siro.parfait.ne.jp/oumi_castle/norosi/2003/norosi2.htm

「佐和山城研究会」は新たな石垣の発見をはじめ、佐和山の謎に迫る

べく史実等を元に城域の実地探査などの活動を不定期に行っております。

新情報等ありましたら是非お知らせください。

E-mail     yoshi-ka@ma-ru.co.jp

 


 

 

<平成14年度〜第一回>

     

 平成14年11月23日(土) 午前10時〜12時 近江中世山城琵琶湖一周のろし駅伝実行委員会の主催で「近江中世山城琵琶湖一周のろし駅伝」が行われました。

実施内容は、米原町をスタートし、各山城に「のろし」を上げ信号伝達し、南まわりに17箇所の城跡をリレーし琵琶湖一周をし、山東町の八講師城を終点とする。実施内容など詳細はこちら

 

 のろしを上げる順序と予定時刻

10:00太尾山城→10:14一の城(近江町)→10:07鎌刃城(米原町)→10:21佐和山城→10:28荒神山城(彦根市)→10:35観音寺城(安土町)→10:42北之荘城→10:49岡山城(近江八幡市)→10:56打下城(高島町)→11:03清水山城(新旭町)→11:10伊井城(今津町)→11:17山本山城→11:24小谷城(湖北町)→11:31虎御前山城→11:38横山城(長浜市)、11:45上平寺城(伊吹町)→11:52長比城→11:59八講師城(山東町)

 

佐和山から見た鎌刃城ののろし

私はお城仲間と彦根市の佐和山城でこの企画に参加、佐和山城ではのろしの代わりに発炎筒を使いました。

A氏に前もって用意してもらった約5mの竹竿の先端に発炎筒を針金でくくり付けて待機・・・。緊張〜っ!(^^;

10:07鎌刃城(米原町)の「本格再現のろし」が上がったのを確認でき、佐和山城山頂の南斜面で待機していたスタッフが発炎筒に着火、竹竿が真っ直ぐに立てらた瞬間、山頂では拍手と大歓声が起こりました。(ノ^^)ノ

まもなく次の荒神山城から上がるのろしが確認でき、無事役目が果たせました。(^^)d

澄み切った青空に発炎筒の勢い良く出た白い煙がとても美しかった事が印象に残っています。

 

スタッフ全員が締めたM蔵さんお手製「佐和山烽火隊」鉢巻

■「近江の城郭」でおなじみの野暮さんは、八講師城(山東町)でこの企画に参加されていました。

参加報告はこちら→ http://www.biwa.ne.jp/~minoura/oumi_castle/norosi/norosi.htm