1/20六軒茶屋
江戸時代の古民家の最後の一軒を再現
 六軒茶屋とは江戸時代、中山道醒ヶ井宿(現・滋賀県米原市醒井)に建てられた六軒の同じ形の茅葺民家のことで、現在は最後の一軒が残るのみである。
 現在の建物はかなり増築されているが、当時の姿を推測し、模型として再現してみた。
柱基本構造
 屋根の形状から、建築当初は四間だけだったと思われる。土間二間、板の間二間をヒノキ材を柱にして組み立てた。寸法は現在の間取りそのまま当てはめた。その上に乗せる屋根は、トタンで覆われている現在でも屋根裏が観察できるので、木材で骨組みを再現した。

壁などの製作
壁 壁面の下目板などは、実物と同じような構造を再現した。土壁は、まず竹ひご等で格子枠を作り、そこに鹿沼土を水と木工用ボンドで練ったものを塗りこんだ。
屋根葺き
 茅葺の材料であるが、実物は茅(ススキ)の茎であるが、模型ではススキの穂先を使用。土手から大量のススキの穂を刈り、綿毛を取り除き、繊維を束ねて切りそろえた。それを屋根の骨組みに一束ずつ縛り付けていった。

六軒茶屋

 基本的に自然素材を使用して模型を製作した。建築当時のことは写真も無いので半分は空想であるが、他の古民家を参考にした。