ブロードバンド・モバイル

 

一人一台の時代に突入した携帯電話、第3世代から第4世代の携帯電話として方向性は、

そして現状はどうなのかということなど、なにげに使っている携帯電話についてお話しします。


日本の携帯電話は世界的なシェアーは低いもののやはり技術的なものは世界一である

日本の市場では世界でいち早く、液晶の大型化、カラー液晶、カメラ付、といった機種を発売し

今ではこれらが主流となっているが、欧米では最近ようやくカラー液晶、カメラ付といった機種が主流に

なりつつある。

2003年上半期のカメラ付携帯の出荷台数は世界で2500万台で通年で6500万台の見通しで

携帯全体の13%がカメラ付である、やはりアジアを中心とした日本、韓国の増加が目立つ。

カメラ付でのメーカー別、世界シェアーはNECとパナソニックが15%づつでトップ。2位がノキアの

14%とやはり高不可価値のカメラ付となると日本が世界をリードする。

しかし携帯全体となると日本メーカーは上位五位には入れないのが現状だ。

 

(2001年第1四半期の世界の携帯電話端末市場)

メーカー 販売台数 シェアー
ノキア (フィンランド) 3409.4万台 35.3%
モトローラ (アメリカ) 1277.3万台 13.2%
シーメンス (ドイツ) 666.4万台 6.9%
ソニ−・エリクソン (スウェーデン) 654.2万台 6.8%
サムスン (韓国) 612万台 6.3%
その他 3049.6万台 31.5%
TOTAL 9668.9万台 100%

日本企業ではパナソニックが6位,NECが7位,三菱電機が8位にランクインしている。

しかしなぜ技術的にも優位でネ−ムバリューもある日本メーカーが上位五位に入れないのか

それは日本の通信方式の違いにあると言われている。

 

移動通信方式の歴史

  1980     1990     2000  
日本
NTT方式

1979〜

 
TACS

1987〜

 
PDC

1993〜

cdmaOne

1999〜

 
WーCDMA

2001〜

cdma2000 1×

2002〜

1×EVーDO

2003〜

欧州  
NMT

1981〜

TACS

1985〜

 
GSM

1992〜

 
GPRS

2000〜

WーCDMA

2001〜

米国  
AMPS

1983〜

   
GSM

1995〜

TDMA

1994〜

cdmaOne

1996〜

cdma2000 1×

2002〜

GPRS

2001〜

1×EV-DO
WーCDMA
EDGE

※ 白は1G(第一世代) 青は2G〜2.5G(第ニ世代) 赤は3G(第三世代)

表を見て解かるように1993年から始まった日本の2G世代、その方式は日本独自のPDC方式である

当時NTTドコモ、ツーカーグループ、デジタルホン、セルラー、等が全てこの方式で、1999年より

セルラーがcdmaOneを併用していた。よって当時日本以外で主流だったGSM方式という方式の

違いによってシェアーを取れなかったと言われている。しかしながら実は世界上位の各メーカー

の中身をみてみると、ノキアの携帯電話はサンヨーの高性能電池で、ほかにもLCD(液晶パネル)

やCCDカメラ、サウンドチップ、携帯本体の金型等、日本製が使われている、ほかにも

80'代世界を圧倒した日本の半導体技術では今は韓国にシェアーをとられているが、

日本の半導体製造装置がなければ韓国メーカーや米国メーカーも製造することが出来ないのが

現実である、たとえばインテルのペンティアムプロセッサはニコンの半導体ステッパを使用している。

3G携帯では2001年からNTTドコモがWーCDMA方式を、auがcdma2000×1を2002年からそれぞれ

発売しているが、auは早くから3Gへのインフラ整備をした結果3Gに関してはauに軍配が上がってる。


韓国、サムスンとドイツ、シーメンスの携帯電話

 

サムスン

SGH-A800

サムスン

SGH-E700

シーメンス

ST55

 


 

気になる電磁波

私のSH251iの携帯電話機のSARは、0.447W/kgです。

SARとは

人体頭部のそばで使用する携帯電話機などの無線機器から送出される電波が人間の健康に影響を及ぼ

さないよう、科学的根拠に基づいて定められたものであり、人体頭部に吸収される電波の平均エネルギー

量を表す吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)について、これが2W/kgを超えないこととしています

 


 

これからの携帯電話

3世代(3G)携帯電話サービスが開始されたことで、本格的なブロードバンドモバイル時代の幕開け

を迎えています。モバイルバンキングやチケット予約などまた、通話しながらデータをダウンロードしたり、

パソコンのデータをダウンロードできることから、ビジネスシーンでの活用がますます広がっていきます。

すでに、動画配信サービスや位置情報サービスが開始され、ネット上のサーバを介した対戦ゲームも

楽しめるようになってきました。今は最高で従来の約40倍という384kbps(FOMA)でのサービス開始

ですが、第3世代携帯電話の国際規格IMT-2000International Mobile Telecommunications 2000

では最大2Mbps のデータ転送速度が規定されており、

今後さらに革新的なサービスの提供が期待されている。

 


IMT-2000

W-CDMA (Wideband Code Division Multiple Access)

NTTドコモ FOMA

IMT-2000は、ITU(国際電気通信連合)の下部機関であるITU-R(無線通信部門)とITU-T(電気通信標準

化部門)が協力して標準化を進めている第3世代携帯電話システムです。そして、国際標準規格として認定

された方式のひとつが、W-CDMA(広帯域符号分割多元アクセス)です。このW-CDMA方式は、有線電話

並みの音声品質が実現できるほか、高速・広帯域のマルチメディア通信が可能になります。データ伝送速

度は最大で2Mbps。動画像などデータ量の大きな情報も送受信できるようになります。大容量データをモバ

イル環境で自在に扱うことのできるW-CDMA方式は、モバイル技術のひとつの到達点と言えます、そして

W-CDMAは、日本と欧州が共同でIMT-2000に対して提案したという経緯があるが、NTTドコモが

開発したこの方式を世界にオープンにし各国の研究機関と共同実験等を促進している。

W-CDMAの特徴は、広い帯域を使用することで、データ転送速度や通話音質を高めるとい

うメリットがあり、原理的にCDMA方式では、一度に使用する帯域(拡散帯域幅)を広くとるほど

データ転送速度も高めやすい。CDMA方式のうち先行して実用化されたcdmaOneの帯域幅が1.25MHzな

のに対し、W-CDMAでは1.25MHz/5MHz/10MHz/15MHzという4種類の帯域幅が規定されており、高速

な転送速度が必要なら広い帯域を、不要なら狭い帯域を選択できるようになっている。


CDMA2000 1×

KDDI

CDMA2000 1xは、最大144kbpsの高速データ通信による快適なモバイルインターネット環境を実現し、イン

ターネット接続サービス「EZweb」や各種プロバイダ接続が下り最大144kbps、上り最大64kbpsで利用可能

となる通信方式です。既にサービスエリアは43都道府県でご利用いただけるようになっており、年末までに

全国の人口カバー率90%を実現する予定です。また、CDMA2000 1xの提供エリア外においても、当初より

全国の人口カバー率100%(島嶼部を除く)のエリアで、最大64kbpsのデータ通信などcdmaOneによるすべて

の通信サービスが利用出来る。CDMA2000 1xは、アジア、アメリカ、欧州の7カ国15事業者(日本、韓

国、米国、カナダ、プエルトリコ、ブラジル、ルーマニア)がすでにサービスを提供しており、最大2.4Mbps

高速データ専用無線方式であるCDMA2000 1xEVDOは韓国で商用化が始まっている。今後も

CDMA2000 1x/1xEVDOは新たな事業者による導入とさらなる加入者数の増加が期待されてる。


cdmaOne

cdmaOneKDDIが販売する,CDMACode Division Multiple Access:符号分割多重接続)

方式を利用したデジタル携帯電話でその原型は,米クアルコム(QUALCOMM)が開発したデジ

タル携帯電話「IS-95」であり,米国のほか,カナダ,オーストラリア,韓国など,すでに10カ国以

上で導入されている。欧州を中心として普及しているGSMに次ぐ,国際標準規格である。

 しかし,他国と日本では携帯電話に利用する周波数などに違いがあるため,cdmaOneの電話

機を同規格の導入国へそのまま持ち込んでも利用することはできない。唯一,「グローバルパ

スポート」と呼ばれる国際ローミングサービスに対応した機種が,モード設定を切り替えることに

よって他国でも利用できる。この場合,日本の携帯電話番号はそのまま有効で,日本からかか

ってきた電話は現地に転送されて接続する仕組みだ。

 cdmaOneの特徴はPDCに比べ,「つながりやすく」「きれにくい」うえに,「音がいい」というも

の。CDMAでは広帯域を利用したスペクトラム拡散方式を使うため,干渉波やノイズに強いとい

う特性がある。


第4世代の携帯電話

4世代の携帯電話の特徴は,イメージとして以下のようになるという。

下り伝送速度を50100Mbps程度に周波数や通信方式をソフトウェアによって変更できる,

ソフトウェア無線技術を導入ホットスポットでも利用可能な100Mbps

以上の無線アクセスシステム高精細な動画像伝送を含むモバイルマルチメディアIPv6に対応

次世代Bluetooth,無線ホームリンクなどやデジタル放送とのシームレス性、等

たとえば駅のホームに出入りするときに携帯を改札機に近づけるだけで,

電車等を利用できる。

そしてもちろんメールのチェックをしたり,携帯テレビとしても利用でき、

テレビを見るときは、携帯がリモコン代わりになります。

 

ドコモは、2004年度末に、現FOMAの3倍高速なFOMAを目指す、理論的には14.2Mbpsまで可能とい

われている。

 

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