形成外科 TOPへ  |
 |
























|
|
   
|
1.ケロイドと肥厚性癖痕の治療について
2.先天性異常の治療
|
| ケロイドと肥厚性癖痕の治療について |
外科的手術や怪我の傷跡が赤く盛り上がってくることがあり、一般にケロイドと呼ばれていますが、本当のケロイド (真性ケロイド) とそうでないもの (肥厚性瘢痕) に分けることができます。そして本当のケロイドは実際にはごく一部です。
真性ケロイドの場合、特徴として、元々の傷を大きく越えて広がり、痛みかゆみを伴うこと、数カ月〜1年以上経過しても赤い色調に変化がないことがあげられます。肩や胸など動きのはげしい部位に発生しがちですが、外傷や外科手術の傷跡はもちろん、予防接種の跡やピアス孔からケロイドができることもあります。成因については明らかではなく、体質的な要因が強いとされています。よって、切除やくりぬきなど外科的治療も行いますが、再発や増悪の可能性が高いため、手術後には放射線科と連携して電子線照射を行ったうえで、圧迫療法、内服、貼り薬、注射などの保存的治療を行って経過を観察していきます。
一方、肥厚性瘢痕では、1〜2年間でほぼ白く平坦な成熟した形となり、以後あまり変化がありません。多少は体質的な要因もありますが、主に、傷跡にかかる緊張や引きつれ、縫合糸などの異物による慢性的な刺激や、手術や怪我の際の皮膚へのダメージなどが原因となっています。よって肥厚性瘢痕は真性ケロイドとは違い、手術により傷の緊張や異物をとれば、見た目の醜状や痛みかゆみのほとんどが治療できます。関節周囲にできた肥厚性瘢痕により、運動障害が生じることがありますが、これも手術により大部分改善させることができます。もちろん再び肥厚性瘢痕にならないように、工夫を加えた手術を行わなければいけませんし、薬の内服や圧迫療法を同時に行うこともあります。手術療法が難しい部位や手術を希望されない場合は、真性ケロイドと同様に保存的に治療を行います。
このように真性ケロイドと肥厚性瘢痕では治療法の選択が異なりますので、悩んでおられる方はまず病院で診察をうけてご相談ください。 |
| ▲このページの先頭へ |
先天性異常の治療
|
口唇・口蓋裂、多指症・合指症などの手指の変形、耳介奇形(折れ耳、埋没耳、小耳症など)、でべそ(臍突出症、臍ヘルニア)、先天性眼瞼下垂など、広範囲の疾患を取り扱います。定期的に京都大学形成外科鈴木茂彦教授の診察を行っております。
多指症、合指症
指の多いもの、くっついているものなど見た目に明らかなものから爪だけが2つに割れているもの(レントゲンで骨が2つあることがあります)まで様々ですが、整容的にも機能的にも手術で改善できる場合があります。生後6ヶ月から1歳頃に治療を行うことが多いです。
口唇・口蓋裂
唇裂は生後3ヶ月、口蓋裂は1歳半で手術をすることが多いです。矯正歯科・耳鼻咽喉科・口腔外科・言語療法士など他科の先生と協力しながら治療を進めていきます。京都大学形成外科鈴木茂彦教授に執刀をお願いしています。
耳介奇形
それぞれに治療法、手術法が異なりますが、おおよそ学童期までに治療を開始します。京都大学形成外科鈴木茂彦教授に執刀をお願いしています。
でべそ(臍突出症、臍ヘルニア)
単なるでべそから、腹膜・腸管が含まれるもの(臍ヘルニア)までありますが、2歳頃までに改善することが多く、3歳以降に治療を行います。臍の形が気になっておられる方は成人になってからの手術もできますのでお気軽にご相談ください。
|
| ▲このページの先頭へ |