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 老年・高血圧内科では、主に加齢に伴って生じてくる循環・心血管系内科疾患および、年齢を問わず高血圧性疾患や動脈硬化性疾患の引き金となる脂質異常症の診断と治療を行っています。
@ 老年科分野については、老年者の全人的医療を目指して、加齢により引き起こされてくる内科系の診療を行っており、特に老年病(動脈硬化性疾患、心不全、衰弱症)、動脈硬化性関連疾疾患、およびそれら疾患に関する臨床研究にも取り組んでおります。
A 高血圧性疾患(本態性高血圧、二次性高血圧)については、加齢に伴う動脈硬化を基盤にした本態性高血圧、塩分過多やストレス・肥満・生活習慣の乱れに伴う高血圧、二次性高血圧と呼ばれる難治性高血圧などの診断と治療にあたり、早期に介入することで、動脈硬化性疾患への進展を未然に予防することを目指しています。また、高血圧・動脈硬化性疾患に対する臨床研究にも積極的に取り組んでいます。
 老年病に関しては、昔から高齢者は65歳以上とされることが多く、65〜74歳の老年前期、75〜89歳の老年後期、90歳以上の超高齢者に区分されています。日常臨床の経験では、75歳以上のいわゆる後期高齢者が、若年成人と異なった特徴を示すことが多いと思われます。
 そのような理由で、老年病科の対象をあえて年齢で区切ると、75歳以上の方々が主な対象です。しかし、老化は突然始まるわけでもなく、個人差もあります。また、予防医学(老化に伴う様々な疾患の予防)、動脈硬化性疾患のリスク管理(高血圧、高コレステロール血症)も当科の重要なテーマですから、65歳未満の患者さんがたくさん当科に通院しておられます。
 本来、老年病科の対象疾患は非常に多岐にわたり、対象疾患としては認知症、高齢者の動脈硬化性疾患全般、高齢者の呼吸器疾患(嚥下性肺炎、COPD、間質性肺炎、肺がんなど)、骨粗鬆症、圧迫骨折、睡眠時無呼吸症候群などがありますが、現在、当院には循環器専門医を基礎とした老年病専門医の一人体制のため、外来診療では動脈硬化性疾患を基盤とした老年病と、高血圧関連疾患の診断と治療を行っています。
 
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