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| 連休も終わって、そろそろ学校や幼稚園の緊張感も緩んできて体調を崩す子どもたちが多くなってくる頃です。子どもたち同士も仲間が増えて、いろいろな感染症に接する機会も多くなってきます。子どもたちの体調管理には十分ご注意ください。 |
| 1.今流行っている病気 |
| 1)感冒性下痢症(胃腸かぜ) |
インフルエンザが少なくなってきてやや増加してきているようです。最初は嘔吐から始まり、嘔吐が収まりかけてくると下痢が始まると言うパターンが一般的のようです。熱は出ている児
と出ていない児があるようです。しかし、今のところはわりあい軽症で終わっているようです。嘔吐しているときには、しばらくは(1〜2時間)なにも飲ませないでお腹を休めるようにして、それから水分{お茶やイオン飲料水(OS-1)など}を取らせるようにしましょう。下痢の初期にはなるべく水分を多くとるようにしましょう。水分を多くとることは、下痢からくる脱水の予防であって、下痢そのものの治療ではありません。水分がとれるようならすこしずつは食べさせるようにしましょう。 |
| 2)マイコプラズマ感染症 |
| 肺炎マイコプラズマは細胞壁を持たないが細菌(以前は細菌とウイルスの中間といわれていた。)である。飛沫感染で伝播し、潜伏期間は2~3週間といわれている。過去にはオリンピックの年に流行すると言われていました。しかし、近年ではほぼ毎年流行していますが、特に今年は多いように言われています。多くは肺炎として発病しますが、しかし、肺炎にはなっていなくても微熱がだらだらと続いたり、咳がいつまでも長引いたりしている時にもマイコプラズマ感染症が疑われるときがあります。喘息性気管支炎の原因の一つでもあります。 |
| 3)溶連菌感染症 |
| 溶連菌とは普通に喉にいる細菌で、特に問題になるのはA群β溶連菌で、多くは喉が赤くなって熱が2〜3日出る場合や、扁桃腺が赤く腫れて膿がついてきて熱が2〜3日出る場合、さらに体に発疹が出る場合などいろいろな症状が出ます。溶連菌そのものは抗生物質がよく利きますのでそんなに心配するものではないのですが、放置しておくと将来腎炎、リュウマチ熱、心臓弁膜症などの合併症がみられることがあり、早期に適切に治療しておく必要があります。 |
| 4)インフルエンザ |
ずいぶんと少なくはなりましたが、2月下旬からはB型が流行しているようです。発熱も2~3日程度で比較的軽症のことが多いようです。しかし、インフルエンザB型も解熱後2日以上を経過するまで出席停止です。
まだまだ、発熱後すぐに救急を受診してインフルエンザの検査を希望される方がいらっしゃいますが、検査は発熱後12時間後くらいがベストです。 |
| 5)水痘(水ぼうそう) |
| 水ぼうそうの児に接触して3日以内なら予防接種が有効です。ただし兄弟の場合には兄が水ぼうそうになった時には、弟はすでに感染してから5日たっていると考えられており予防接種は間に合いません。しかし、兄が水ぼうそうになってから9日目から予防的に薬を飲んでおくと軽くすむと言われています。 |
| 2.気管支喘息と喘息性気管支炎 |
咳が出てゼーゼーしているだけでは喘息とは言えません。喘息の定義はゼーゼーして、しんどそうに呼吸困難があって、なおかつそれが繰り返して起こった場合に気管支喘息と診断します。それで咳が出てゼーゼーしている時でも、今まで喘息と言われていると軽い喘息発作と言い、そうでない場合には喘息性気管支炎と診断しています。
5月に入っても昼間は暖かですが、朝晩はまだまだ寒いという状況です。いよいよ喘息の季節です。昨年喘息がひどかった人は早めに、この冬だらだらと悪かった人は早めに受診してください。 |
| 3.今後流行しそうな病気 |
| 1)ヘルパンギーナ(夏かぜ) |
| 咳、鼻水などが少なく、急に高い熱が出てのどに口内炎のような発疹ができてくる病気です。原因はウイルスで主にコクッサッキーA4ウイルスですが,そのほかA2〜A6などもあり、一度したからもうしないという訳ではありません。高熱は今の所48時間ぐらいです。 |
| 2)手足口病 |
| その名のように、手のひら、足のうら、口の中に小さな水ぶくれができる病気です。おしりやひざにできることもあります。熱はないか、あっても微熱程度ですみます。手足の水ぶくれは痛がりませんが、口の中が痛くて食べられなくなることがあります。原因はコクサッキーB-16とエンテロ75の2っのウイルスがあり、以前にかかったことのある子でもまたうつる場合があります。以前は学校を休ませるように言われていましたが、今は休ませる必要はありません。しかし、風邪症状が強ければしばらくは休ませましょう。 |
| 3)伝染性江斑(りんご病) |
| 頬がりんごのように真っ赤になる病気です。その他に腕や大腿にレース様の赤みがでます。ヒトパルボウイルスB-19によってうつる病気です。以前は学校を休ませるように言われていましたが、今は休ませる必要はありません。しかし、かぜ症状が強ければしばらくは休ませましょう。 |
| 4.感染症の出席停止について |
| 学校保健安全法施行規則の一部を改正する省令の施行についての通知が平成24年4月2日に発表されました。(抜粋) |
| (2)感染症の予防方法について |
| 髄膜炎菌性髄膜炎を,学校において予防すべき感染症のうち第2種感染症(飛沫感染するもので学校において流行を広げる可能性が高い感染症)に追加し,その出席停止の期間の基準を「病状により学校医等において感染のおそれがないと認めるまで」とするとともに,インフルエンザ等の出席停止の期間の基準を次のとおり改めたこと。 |
・インフルエンザ:発症した後5日を経過し,かつ,解熱した後2日(幼児にあっては,3日)を経過するまで
・百日咳:特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで ・流行性耳下腺炎:耳下腺,顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し,かつ,全身状態が良好になるまで |
| 5.予防接種について |
| 4月から予防接種を受けに保護者以外の方が連れて来られた場合、保護者の同意書が必要になりました。同意書の用紙は長浜市のホームページからもダウンロードできます。同意書がなければ予防接種が受けられないことになりかねません。(ただ5月頃までは後付でもOKのようです。) |
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