<見解:8月25日アップ 追記:8月26日アップ 追記2:8月29日アップ>

物事、なんであれ、自分でも予想外の出来事に発展したときに一番後悔をしているのは「本人」だと思います。
とっさの判断が誤ってしまい、結果として良くない方向に転がってしまう。
そのときに最大に後悔しているのは本人なので、第三者が「ばっかだなぁ、なにやってんの」とは言わないように私生活では心がけています。

けれど、吾郎君の件について、第一声は「なにやってんの」でした。
翌日にコンサートがある身の上であるというのに、何をしているのか。
自分の立場、周囲への影響を自覚していないのか?!という「腹立たしさ」がはじめに生まれた感情でした。
日頃から芸能人に対して、彼らは自分の行動が周囲に及ぼす影響についての自覚がどれほどあるのか、ということに私が関心が強すぎるからかもしれません。
だからこそまずはそれを感じたんです。

自分が稲垣吾郎だと周囲にばれてしまったことが彼を焦らせたというのならば、ここで矛盾を感じずにはいられません。
周囲に気付かれて騒がれる人物であることを自分自身がわかっていることだと思うから。
それは自らの行動がどれだけ周囲に影響を及ぼすかも当然、本当はわかっているのだろうと思いたい。
しかし、彼はあのような行動をとってしまった。

たとえばそのとき、彼の周りの状況がどうだったか。
吾郎君がキレてしまうような言いかたを警官にされたとか、周囲がおそろしく騒ぎ出したのでどうしようもなく、など、いろいろと調べてみれば感情が一触即発状態にまで高められた環境があったかもしれない。
けれど悲しいかな、ファンは吾郎君本人からそのときの心境を聞くことはできません。
それにそれは「言い訳」という言葉で片付けられてしまうのが一般社会です。
でも、あの時、あのような行動をとったことを一番くやんでいるのは本人だろう。
だからといって起こしてしまったことは許されないし、芸能人だからこそ、ここまで騒ぎ立てられることも当然だと思っています。マスコミの騒ぎすぎだとも思っていません。
彼はそういう立場の人間なのです。


吾郎君自身の気持ちの深い後悔や、周囲に多大な迷惑を掛けたという自責の念をきびしくも冷静に受け止められるように、彼にいろいろな立場から接してくれる役目(人物)は彼の周りにいる方々にお任せするしかありません。
こちらは日常の生活の中で彼の今後を見守ろうと思います。


でも、吾郎君がしたことに対して私は素直に「あほやなぁ」って思っています。
冷静に見てどう考えても「良い行動」とは言えません。
そのときの彼の気持ちの「本当」を覗くことはできません。「こういうことであのような行動になったんだって」と噂が流れてきたところで噂であり、それを聞いて「なるほど、誰でもそうなるね」って理解できるような状況の話がまわってきたとしても、結果としての行動は社会上許されるものではない。
でも、どんな話(噂)であれ、それも吾郎君本人の口からマスコミを通じずに聞かない限りは信じられるものではないです。ということは、それは不可能になります。
マスコミでこれから取り上げられるであろういろいろな状況についての話についても、それはそれとしてすべて客観的に受け止めるつもりですし、ネットで回ってきた話についてもそのつもり。
それらに感情的になって振り回されるのも私自身が苦しんでしまうし、私生活に影響が出てしまうことも想像できる。第一、振り回されてしまったらファンとして悲しい。


仕事を自粛するということで、今後の動き(法的な動き)の情報はニュースに頼ることになるでしょう。
ファンとして次の仕事を待っています。
私があなたと接するのは「仕事」上のあなたしかないのですから。
社会人として、やってしまったことに対してきっちりと責任を果たして下さい。


そして突然の事に対応した4人のメンバーとスタッフの方々に心から尊敬と感謝。
ことに10周年ということで力の入ったライブ企画を共に続けてきたメンバーの心境は私たち以上に深いものがあるでしょう。
これからは4人でツアーを行うようですが、今まで以上にファンとしてツアーは応援したいです。
メンバーが一番「どうして?」の気持ちでいっぱいだと思う。
中居君、胃が痛くなってないかなぁ。
木村君、吾郎に一番「叱咤」してくれそう。
慎吾も剛もいつも以上にテンションあげてコンサート盛り上げそう。
森君の脱退、木村君の結婚。そして今回のこと。今回のことは今までと種類が異なるけれども何かが起こることは「はじめてじゃない」SMAP。
どうか4人でツアーを成功させてほしい。
ファンは1年に1回、あなたたちに会えることをどれほど楽しみにしているか、あなたたちが一番良くわかっていると思うから。


最後に、今回の彼の行動を、決して「吾郎君だから」という気持ちで許せる、とか、かわいそうとかいう気持は一切ありません。
でももちろん、これでファンを辞めるということもないです。

<追記>

「見解」を書いたときは自分自身の心の整理をするのに必死でした。
だんだんと、一人のファンとして彼に会えない悲しみが胸を貫き、「痛み」を冷静に感じるようになってきました。
名古屋コンサートの映像を見て、心から今後のツアーの成功を祈らずにはいられません。
そしてCM降板、番組差し替え、映像のカットなど現実として動き始めた事象とぶつかるたびに胸がきゅん、として恐怖を感じています。
とにかく気になるのは今後のこと。復帰が本当に待ち遠しい。
事務所がどのようなことを決定するかはわかりませんし、結果的にそれを受け止めざるを得ないと思いますが、彼の感性にホレてしまったファンとして彼は「彼」しかいなくって、しばらくは目にとまることがないだろう吾郎君の映像という現実に寂しさと痛みを感じながら待っていようと思います。
4人で活動するSMAPには、これからも相変わらず「みーはー」に応援し続けますよ!
だって稲垣吾郎ファンであるのとおなじくらいSMAPが大好きなんだもの。

またメールをいただきました皆様、ありがとうございます。
私一人では気が付かなかった観点からの内容のものも含めて、読めば読むほど「私、じつは誰かとこうして語りたかったのだろうか、皆の意見をこうして読みたかったのだろうか、心細かったのだろうか、じつはすごく辛かったのだろうか」と、今回のことを「現実としてこれをどう受け止めたらよいのか」整理することにまずは必死になって、ちょっと隠れていた「乙女なファン心境(笑)」が顔を出してきました。
社会的な立場として責任をとるべき吾郎君を見守る私と、一人の相変わらずのみーはーなファンとしての私が、皆様からのメールで復活した気がします。


今回の事件に対して「結果」として法的措置を受けることになる吾郎君個人について、そしてこれをとりあげるマスコミの対応に対して「やりすぎや」とか「ひどいな」と感じる報道が今後も含めて個人的にあるとしても振り回されずにいようと思っています。そのときは心が痛むでしょうけれども・・・。
また、吾郎君が起こした事柄については見解の通りに受け止めていますが、だからといって吾郎君を応援しないとかSMAPを応援しないとかではありません。
言葉足らずだった部分として書かせていただきました。

また「あなたもこうしなさい」という押し付けなコメントでもないのでよろしくお願いします。
本当ならば皆さんのいろいろな考えや今の気持ちを書いていただけるBBSをOPENし、そこに私の見解も書けるのですが、BBSが閉鎖している今はここに集ってくださる皆様に対してこのような形で書かせていただいたということと、個人として自分の心を整理したいことも目的において書いたものです。
今、BBSが無いことがとても残念です。

<追記2>「ファンとしてできること」

日曜の夜、何の前情報もなくテレビで出会った吾郎君の記者会見。
ドアから姿を見せたときの彼を見て、初めて今回の件が「リアル」な出来事なのだと実感したような気がします。
もちろんそれまでにも多くのニュースを目にし、名古屋での4人のコンサートも報道で目にしていたけれど、動く吾郎君は再び心の中に大きな苦痛を起こしました。
事件そのものについての質問は出来ない状態であったので、今の吾郎君個人の気持ちについてが中心になった会見。
質問の中にはこちらが一瞬身構えるようなものもあった。
「あなたにとってSMAPとは」という質問に答えた「僕そのもの」。
この答えにはなにかが喉に詰まった。

翌日のワイドショーでは各局、各番組、その編集の違いでどこを強調したいのかがよくわかった。番組出演者のコメントも吾郎君と面識のある人、そうでない人ではずいぶん異なったようだ。面識がある人ほど「どうして」という気持ちが深いように見えた。
ワイドショーの中で吾郎君が車を駐車していた場所の地図を見て、その周りの環境を始めて知った。
あんな町の中、しかも週末の夜。それまで想像していたよりも車を止めることが顰蹙な場所。
どうしてあんなところに駐車したのという根本にため息が出て、再び複雑な気持ちに。

これからまだ取調べと状況の調査は続く。
彼の件がニュースで取り上げられるとき、同一人物と思われる人間の証言しかほとんど出てなかったように思えるがどうだろう。
もちろん警察は多くの目撃者に対してきちんと調べて欲しいし、もちろん、吾郎君の言動についても。そしてその「言動」について、その場にいた警官と食い違った部分があった時にはそのどちらが真実なのかを公正に判断してほしい。「警察だから」そちらの証言ばかりを優先に取られるのは仕方が無いのか??。
日常、私たちが暮らしている中でも駐車禁止の取り締まりを受けること、見かけることがある。その気まぐれさと、時には警察の信じられない言動に遭遇したという話を耳にすることもある。
また今回の件、初め報道では警官にケガは無かったということだったがあとから5日のケガと発表されていた。5日間のケガというのはどの程度なのだろう。はじめはケガが無いと判断されるほど「軽い」モノなのだろうか。
でも、ケガをした警官も軽いものでよかったとは思う。彼女も誰かにとって大切な人であることにはかわりないのだから。
社会に与えた影響の大きさも考慮され、これからどのような捜査が進みどのような判断が下されるのか今は待つばかりだ。


時折、このHPでも書いたことがあったが、私は自分の人生の中でアイドルというものにハマルとは思わなかった。
自分の趣味で音楽を聴く様になった年齢から、アイドルという存在を不思議に思い、大変に嫌い、軽蔑し、それに夢中になっている人に対しても一歩引いて見ていた。
何年か前(かなり前)、あるアイドルグループがなにかしらの話題でテレビで取り上げられていて彼らの年齢をはじめて知った。
私はてっきりアイドルというものは10代の男の子や女の子がやることだと思っていたので、彼らの当時の年齢が、たしか22か23と書かれているのをみて唖然としてしまったことを今でもよく憶えている。ハタチ過ぎてもアイドルやってんだ!と、驚いた。
今思うと、それはグループの解散で取り上げられていたのか、そのときに「今回のことをきっかけにしてやめていいんちゃう?」って思ったものです。

月曜、会社に出かけていろいろなことを聞かれた人はいませんか?
吾郎君のファンだと公言している私はなにかと聞かれました。
第一声が「吾郎ちゃん、かわいそう」という人から「どうしちゃったの?」という人、またにやにやと近づいてきて「もう、わらっちゃいますよねぇ」って言う人。色々な人がいました。
新聞を広げた上司がたまたまこの件が目にとまったのでしょう、別の上司とこの件で会話をはじめました。
それはファンが耳にするには痛いこと、でもその年齢でその地位にいる方が言うのもわかる一般論と彼個人の見解、そして父親としての立場からの話も含めた内容でした。
私は上記のようにアイドルを思っていた時期があり、今でもそのときの自分の感情もよく憶えています。
それが災いになっているのか良い方向に転がっているのかそのような「一般論」の一つを耳にしても感情に任せて「ひどい!」とは言えず。


今、毎日のように、ちょっと時間が空くたびに「ファンとして私は何ができだろう」と真剣に考えています。
具体的に署名運動などをやることも一つの手段ですが、自分の性格を考えるとやりはじめたら全てがそれにかかりきりになりそうで、しかし自分の生活のすべてをそれに掛けることは物理的に不可能なので、今の生活+ちょっと頑張って出来ることでなにか無いかと考えています。
たとえば私はこのようにHPを作るエリアを確保している人間です。
この場で直接事件に関係することが出来なくても、今まで通りのHPを続けてゆくことや、その中であたらしくファンが集って語れる企画をもうけるなどで応援してゆくことも一つの形なのかな、とも考えます。
今は、SMAPに戻ってくる日を信じ、「私にはなにができるだろう」、このことを真剣に考えます。
本当に、本当に戻ってきて欲しいから。私たちの目にとまるところに戻ってきて欲しいから。

管理者なあやへのメール

・多くのメールありがとうございます。
あなたの気持ちをこちらのBBSにも書いくださると嬉しいです。
上記ように、私はこのように考えているんです、という方々の言葉は、
多くの方々の励ましにもなります。
ただし、明らかな中傷や無意味な批判、その他管理者が判断して
不適当と思われるものについては削除させていただく場合もあります。
また討論を求めている場ではありませんのでご理解ください。

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