〜 毎年誕生月には年金のチェックを 〜
 
  「宙に浮いた年金」の持ち主探しのため、平成19年12月より順次発送された「
ねんきん特別便」に引き続き、今年の4月より「ねんきん定期便」の発送が開始されました。「ねんきん特別便」は文字通り1回限りの特別なものでしたが、「ねんきん定期便」は、これまでの年金加入記録や将来受け取れる年金額を確認するとともに、年金制度に対する理解を深めてもらおうという趣旨のもと、国民年金・厚生年金の現役加入者を対象として、毎年定期的に送られてくることになっています。

★あなたにはいつ届く?

ねんきん定期便」は、毎年誕生月(1日生まれの方は前月)に届きます。

★どのようなものが届きますか?

ねんきん定期便」と書かれた、A4サイズの書類が入る大きさの封筒が届きます。色は空色またはオレンジ色です。(封筒の色については後で触れます。)
中には、「年金加入期間」「年金見込み額」「今までの保険料納付額」「年金加入履歴」などの情報が記載された書類が入っています。記録漏れの可能性の有無や年齢などにより、同封されているものが異なります。
 平成22年度以降は、節目年齢時(35歳、45歳、58歳)には、21年度と同じ内容のものが届きますが、それ以外の年齢の方は、内容が一部簡略化されます。


★届いたらどうすればいい?

 @ まずは、書かれている内容に「漏れ」や「誤り」がないか確認してください。
オレンジ色の封筒」が届いた方は、特に要注意です。年金記録に「漏れ」や「誤り」のある可能性の高い方には、注意を喚起する意味でオレンジ色の封筒が送付されるからです。具体的にいうと、名寄せの結果、加入期間に漏れがある可能性が高いのに「ねんきん特別便」に未回答の方や、「訂正なし」と回答をした方、標準報酬に誤りの可能性のある方などです。それぞれの事情に合わせた案内文が入っていますので、よく読んでください。
 それ以外の方には、空色の封筒が届きますが、空色だからといって、誤りがないとは限りません。内容をよく確認してみてください。

・ 結婚などにより名前が変わった方は、改姓前の加入記録はもれていませんか?
・ 年金記録の空白期間がある方、その間に、どこかお勤めではありませんでしたか?
・ 「すぐ辞めたから」とか「アルバイトだったから」という理由で、どうせ厚生年金はかかっていなかっただろう、とあきらめていませんか?
・ 漏れがあるのは気づいたが、「1ヶ月や2ヶ月期間が増えたからといって、年金額は
大して変わらないだろう、面倒くさいからもういいや」と思っていませんか?
(1ヶ月の違いで年金額が大きく変わる場合もあります。)

  
 A 内容が確認できたら・・・
   ア、封筒の中に、
水色の「年金加入記録回答票」が入っている場合
      ⇒ 「漏れ」や「誤り」がない場合でも、必ず回答が必要です。
   イ、封筒の中に、白色の「年金加入記録回答票」が入っている場合
      ⇒ 「漏れ」や「誤り」がある場合のみ、回答してください。

  回答票は、封筒の中に入っている返信用封筒に入れて郵送します。

★年金見込額を見るときの注意点

 @ 50歳未満の方・・・今までの加入実績に応じた年金額が記載されています。例えば、30歳の方に届いたお知らせには、30歳になるまでに納めてきた国民年金・厚生年金の保険料に基づいて、年金額が計算されています。今後掛けていく分については、考慮されていません。


 
A 50歳以上の方・・・国民年金加入中の方は、60歳まで掛け続けたとして計算されます。厚生年金加入中の方は、現在の標準報酬で60歳まで加入し続けたと仮定して計算されています。したがって、途中で保険料を納めるのをやめたり、給料や賞与が大幅に下がったり、退職して厚生年金を脱退したりすると、実際にもらえる年金額は、これより下がってしまいます。