109号★
   
平成16年度 全国安全週間スローガン
危険をみつけて取り組む改善 トップの決意とみんなの実行
全国安全週間 7月1日〜7月7日  準備期間 6月1日〜6月30日

今回で77回目となる全国安全週間が7月1日より始まります。この時期、新年度から新しい仕事に就いた人もそろそろ職場に慣れる頃です。始めはひとつひとつマニュアルを忠実に守って作業を行っていた人も、仕事に自信がつき、スピードが上がるに従って、省略・手抜きといった行動を起こしがちになります。また、緊張が緩み、注意力が散漫になりがちです。重大な事故につながる前に、日頃の安全対策を見直し、安心して働ける職場づくりに努めましょう。



人間の「注意力」には限界があります。「ついうっかり」「ぼんやり」「早合点」「錯覚」などは人間の特性で、それらのミスを全く犯さない人はいません。ですから、人間の注意力だけに頼った災害防止対策では、事故を完全に防ぐことはできません。人間がミスを犯してしまっても、事故につながらないような、物的・人的システムを作ることが大事です。
例を一つあげてみましょう。


■災害事例■
 ベルトコンベヤーで運ばれてきた米袋を、肩にかついで所定の場所に積み上げる作業に従事していた労働者が、首にタオルをかけたまま作業を行っていたところ、コンベヤーにタオルが挟まれ、タオルに首を絞められ窒息死した。


この事故の場合、「今後は、タオルが巻き込まれないよう注意しながら作業を行う」というだけでは、災害防止対策とは言えません。そこで、「作業時は首にタオルをかけないこととする」というルールを作ったとします。それでもまだ十分とは言えないのです。なぜなら、うっかりタオルをはずすのを忘れる人や、「気をつけていればちょっとくらい大丈夫だろう」とルールを破る人が出てくるからです。それではどうしたらいいのでしょうか。



● 人的改善
@ 安全規則や規律をトップが繰り返し指導して、全員の安全意識を高め、不安全な行為やルール違反をしている者がいたら、お互い注意しあう環境を作る。事例の労働者も、誰かが「おい、首タオルは危ないぞ」と一声かけていれば、悲惨な事故は防げたはずです。
A 不安全行為を認めたときは、監督者がすかさず注意をする。必要ならば監視人や作業指揮者を置く。


● 物的改善
@ 危険箇所には目立つ表示を掲げる。
A コンベヤーの危険箇所に覆いを付けたり、非常停止装置を設置するなど、根本的改善を図り、万が一、不安全な行動を取った人がいても事故につながらないようにする。


今まで大きな事故がなかったからといって、その職場が安全とは限りません。たまたま事故につながらなかっただけで、危険の芽はあちこちに潜んでいるはずです。職場の安全を実現するには、まずトップの意識改革が必要。製造業や建設業以外の事業所様も、他人事とは思わず、この機会に職場の安全について一度考え、そして実行してください。


疲れ、寝不足、体調不良・・・そんなときに事故は起こりがち。夏バテを防いで今日も健康に!!

◎ あっさりした食事ばかりでは栄養不足に。ビタミンB1をたくさん含む豚肉やレバニラ炒めがおすすめ。肉や魚が食べにくいときは、冷奴でたんぱく質を補給して。レモン、梅干は、疲労回復に効果的なクエン酸がいっぱい。酸味が食欲もそそります。

◎ 水分補給は必要ですが取りすぎは禁物。胃酸が薄まり、消化能力が弱まります。◎ クーラーの効きすぎは、自律神経の乱れにより、肩こりやだるさを引き起こします。室内と外との温度差が5℃以内になるよう設定しましょう。

◎ ぐっすり眠るには、ぬるめのお風呂にゆっくりつかりましょう。寝る前に軽いストレッチ体操をすると心身の緊張がほぐれ、安眠を誘います。

◎ 朝、シャキッとしたいときは、熱めのシャワーをさっと浴びましょう。◎ 15分程度の短い昼寝は、心身の疲れを効果的に取り除きます。それでは、今日も1日ご安全に!