企業の活性化は、コンピテンシー活用で!●
   
企業の活性化は、コンピテンシー活用で!●



●コンピテンシーとは何か?

今、人事評価の分野では、「コンピテンシー」という言葉が目に付くようになりました。
日本語で言うと、「高い業績を挙げている社員(職員)の行動特性」のことで、会社(事業所)内で高い業績をあげている社員の専門技術、ノウハウ、基礎能力等を細かに観察し、何がその人を『仕事の出来る社員』にしているのかを明らかにしたものです。この「コンピテンシー」を社員全員が共有する(要するに、「爪の垢を煎じて飲む」)ことで会社全体の行動のレベルアップを図るのが目的です。ちなみに、「コンピテンシー」とは、ゴルフ用語の「コンペ」で使われたりする英語の「コンペティション(競争)」が由来の用語です。


●コンピテンシーの作り方


「ちゃんとする」、「頑張る」、「責任感がある」など、抽象的な表現を入れたコンピテンシーでは、社員それぞれの価値観が違うため、絶対にうまくいきません。
成功の秘訣は、理想を作るのではなく実在する「仕事の出来る人」の行動を超具体的に表現することです。「〜している」「〜する」と言った感じで、作成するのがポイントです。
では、当事務所の関与先で仕事ができる「優秀な社員の行動」を見てみますと・・・。


■その1、技術系営業職
・ 交渉には切迫しているようなそぶりを見せず、「合い見積もりして買う」などの手を使って最良の条件を引き出している。
・ 交渉項目が多い場合には、相手に受け入れやすいものから順に交渉している。

■その2、建設業監督職
・ 一瞥しただけで、工期の遅れや仕上がりがすぐわかる。
・ トラブルやクレームは、すぐに社長に包み隠さず話している。

■その3、看護師
・ カルテの記入に漏れがなく、連絡が密である。
・ 子供の患者さんにはかがんで目線をあわせて声をかけ、治療の不安を和らげている。

■その4、パソコンインストラクター
・ 積極的に質問できない人もいるため、講義中の受講者の反応を敏感に感じ取り十分理解出来ていない受講者には個別に声をかけたり、質問しやすい環境を整えている。
第一印象の重要性を理解し、いつも笑顔で朗らかさ、話しかけ易さを表現している。

  
●コンピテンシーとマニュアルの違い


コンピテンシーは「仕事のできる社員」の技の集大成であり、大変価値があります。
この「仕事のできる社員」の技を公開し社内に浸透させ、仕事のやり方を全員が真似れば、会社(事業所)は間違いなく強くなるはずです。コンピテンシーは、その職種における優秀な社員の、普通の社員とは一味違った行動を拾い上げたものであり、最低限やらなければならない普通のレベルを目指す「マニュアル」とは、次元が違います。



            ■■■コンピテンシーと「マニュアル」の違い■■■


●マニュアル


社員レベル



●コンピテンシー


 


仕事のできる社員




標  準  者




仕事のできない社員


●コンピテンシー活用による今までの人事考課との違い


 コンピテンシーに沿って行動してくれる社員は、会社にとって望ましい動きをしていることになり、高い評価を受ける人のはずです。ですから、コンピテンシーは人事考課に応用することも可能です。今までの人事考課は、管理職に人事管理研修をして、公平に評価することを目指してやってきたのですが、失敗することが非常に多かったのも事実です。詳細な評価基準を作成し、人事考課表に沿って採点していっても、途中で、「どうもこれは実情にあっていない」ということになり、頭の中の順位で点数を改ざんしてしまう。そして数年も経つと「この制度は使いものにならない。」ということで制度が崩壊してしまうのです。しかし、コンピテンシーを評価基準のガイドラインにした人事考課をすれば、すべて優秀な社員の実在行動ですから、よりその事業所の現実に即した実力主義の評価が可能となります。これからの成果主義賃金や賞与へ評価を反映させるには最適の方法だと言えるでしょう。



西多事務所の保持している、業種別コンピテンシーをご提供します!


 ここまで、読まれて、『コンピテンシー』を従業員の行動指針・人事考課に取り入れたいとお考えになられた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、オリジナルのコンピテンシーをゼロから作成するには、相当のコストと手間がかかるのが現状です。これでは、スピード経営を求められる中小企業ではタイミングを逃してしまいます。西多事務所では現在、実際にコンサルティングして抽出した約50業種の優秀な従業員のコンピテンシーを保有しています。ご希望の顧問先事業所様にはご提供いたしますのでお知らせください。

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