もらい忘れていませんか? もらえるはずの給付金!!


社会保険は、病気やケガ、老齢、障害、失業など、生活をおびやかすような出来事があったとき、その間の生活を保障するための制度です。何かあったときには、それに応じた給付が受けられます。ところが、どういうときにどんな給付が受けられるか知らなかったばかりに、もらえるはずの給付金をもらい損ねるといったことがよくあります。保険料は黙っていても請求がきますが、給付金は自分で請求手続をしないことにはいつまでたっても支給されないからです。保険料をせっせと納めたのに、いざというとき何ももらえないようでは、せっかく加入した意味がありません。あなたももらい忘れ、ありませんか? 

こんなときこんな給付金がもらえる!(主な給付金)


* 健康保険
ど ん な と き 給付金の名前 給付金の金額
私傷病で4日以上欠勤し、お給料が受けられないとき 傷病手当金 標準報酬の6割
出産前後に産休を取り、お給料が受けられないとき 出産手当金 標準報酬の6割
健保加入者または扶養家族である妻が出産したとき 出産育児一時金 30万円
コルセットなど治療用装具を購入したとき 療養費 装具代(一部負担有)
1ヶ月の医療費が高額となった(一定額を超えた)とき 高額療養費 超えた部分が戻る
健保加入者が亡くなったとき 埋葬料 標準報酬1ヶ月分
扶養家族が亡くなったとき 家族埋葬料 10万円

※ 加入1年以上の人は退職後も傷病手当金や出産手当金などがもらえる場合があります!



* 厚生年金保険
ど ん な と き 給付金の名前 給付金の金額
年金の加入年数が一定以上ある人が老齢になったとき 老齢厚生年金 加入年数や加入中の
お給料の平均額等に
応じて算定
加入中の病気やケガのため障害が残ったとき 障害厚生年金
加入者(加入者だった人も一部含む)が亡くなったとき 遺族厚生年金


   

* 雇用保険
ど ん な と き 給付金の名前 給付金の金額
加入期間が一定以上ある人が失業したとき 基本手当 給料の5〜8割
基本手当等を3分の1以上残して再就職したとき 再就職手当 残日数の1/3
60歳前と比べてお給料が大幅ダウンしたとき 高年齢雇用継続給付 最大で給料の15%
加入期間が一定以上の人が育児休業中のとき 育児休業給付 給料の3割
加入期間が3〜5年以上ある人が指定講座を受けたとき       教育訓練給付 受講料の2〜4割     

※ 基本手当の受給は1年以内。でも病気や出産ですぐもらえないときは延長できます。必ず手続を!



        

* 労災保険
ど ん な と き 給付金の名前 給付金の金額
仕事が原因のケガ・病気の治療を受けたとき 療養補償給付 治療費等
コルセットなど治療用装具を購入したとき          療養補償給付 装具代
仕事が原因のケガ・病気のため障害が残ったとき 障害補償給付  障害の程度等に応じて
仕事が原因のケガ・病気のため亡くなったとき 遺族補償給付 遺族の数等に応じて

※ 通勤災害に対しても上記に準じた給付があります
  


こんなケースがありました 〜もらい忘れの事例〜

@ Aさんは高齢のお母さんと二人暮しでしたが、お母さんが急病で亡くなられました。お葬式や遺品の整理などで忙しく、健康保険の扶養家族を削除する手続を忘れていました。健康なAさんは保険証を使うことは滅多にないので、すっかり忘れたまま2年が経ってしまいました。ある日久しぶりに保険証を見て、お母さんの名前が載ったままなのに気づき、会社の担当者を通じて西多事務所に相談がありました。西多事務所ではすぐに扶養削除の手続をしましたが、残念ながらAさんは「家族埋葬料」の10万円をもらうことはできませんでした。なぜなら、家族埋葬料の請求の時効は「2年」だからです。


A B子さんは55歳。ご主人は5年前に56歳で亡くなられました。ご主人は若い頃、10年ほどサラリーマンをしていましたが、その後自営業を始め、国民年金を掛けていました。厚生年金を掛けていたのは随分昔のことで、期間も短いため、B子さんは「遺族厚生年金」がもらえるとは夢にも思っていませんでした。ところが、ご主人は厚生年金と国民年金の合計年数が25年以上あったため、厚生年金加入中の死亡でなくても「遺族厚生年金」が支給されるのです。急いで請求手続をさせてもらったところ、5年分の遺族年金が合計70万円、B子さんに振り込まれました。もう少しでもらい忘れになるところでした。

=「もしや私ももらい忘れ?」とドキッとした方は西多事務所までご相談ください。=