社会保険事務所の調査について

社会保険に加入している事業所は、社会保険に関する事務が適正に行われているかの確認のため、3〜5年に1回程度、社会保険事務所の調査が行われます。



★ 社会保険の加入もれはないか?

 パートやアルバイトであっても、1日の勤務時間と1ヶ月の勤務日数が正社員のおおむね4分の3以上であれば加入することになっています。出勤簿等で加入もれがないか確認するほか、賃金台帳と総勘定元帳などの金額が一致しているかを調べることにより、賃金台帳の記載にごまかしなどがないかをチェックされることも。


★   加入の日付は適正か?


 「新入社員はすぐ辞めるかもしれないから、2、3ヶ月様子を見てから社会保険に加入させる」というケースが時々見られますが、これは誤りです。たとえ試用期間であっても、採用1日目から加入しなければなりません。

出勤簿などによりこういった誤りがないか確認されます。


★ 加入時の保険料は正しく決定されているか? 
 

 加入時の保険料はお給料の見込額に基づき決めますが、見込額と実際のお給料が大きくかけ離れている場合は、見込み違いということで、入社時にさかのぼって訂正を求められます。残業手当なども考慮した上で保険料を決める必要があります。

★ 月額変更届(保険料の改定)のもれはないか?

  昇給などによりお給料が大幅に変動したときは社会保険料の改定が必要です。この届のもれがないよう、西多事務所でチェックしますので、基本給だけでなく家族手当や通勤手当など固定的なお給料に変更があったときは、必ずお知らせください。


★ 賞与支払届の提出もれはないか?

 ボーナスを支払うときは・・・

 @ ボーナスを支払うときは、社会保険料の引き去りをお忘れなく。保険料率は以下の通りで す。「寸志」などの名目で少額の支払いしかない場合でも同様です。

    ※ 育児休業中の方は健康保険料と厚生年金保険料が免除になります。

     健 康 保 険 料 ・・・ 総支給額×0.041 (政府管掌健康保険の場合)

     厚生年金保険料 ・・・ 総支給額×0.0679

     雇 用 保 険 料 ・・・ 通常月と同じ (一般業種は0.007、建設業等は0.008)

A  社会保険事務所に「賞与等支払届」の提出が必要です。

B 従業員さんから徴収した保険料は、事業主負担分と合わせて社会保険事務所に納付します。原則として、翌月末日に通常の保険料と合算にて自動引落しになります。



★ 傷病手当金や出産手当金の請求が正しくされているか?

  これらの給付金は、病気や出産で休んだときの休業補償として支給されるものですので、お給料が全額出ているときは支給されません。また、給料の一部が支給されている場合は、その分給付金が減額されます。お給料の支払について正しく届出されていないと、給付金の過払いが生じ、返還が必要になることも考えられます。