メドメールによるインターネットE(電子)メールの
ご利用について(ご案内)とQ&A
大津市医師会コンピュータ管理運営委員会委員長 市川 武
大津市医師会では、日本医師会の推奨するインターネットによる情報ネットワーク化の一環として、会員各位のEメール利用を推進するため、会員にメドメール・アドレス(*アカウント)を発行しています。
会員の皆様のなかで、現在プロバイダを通じてメールアドレスを取得している方も含めてインターネット通信を利用している方は、下記事項に御留意の上、平成11年3月例会時配布の例会メモの申し込み用紙をご利用のうえ加入の手続きを戴きますようご案内申し上げます。
*アカウント:コンピュータにログイン(ユーザーの端末をネットワークに接続して、データのやりとり操作ができる状態にすること)する権利や、その使用に伴う課金。
<メドメールによるインターネットE(電子)メールのQ&A>
Q1:メドメールとは何?
A1:日本医師会において、会員相互、都道府県医師会や郡市医師会と
会員間、日医 と会員間の情報伝達を推進するために、日本医師会が1997年1月よりmed.or.jpの*ドメインアドレスを取得して相互のEメール交換を始めたドメインアドレスです。原則的にはNTTのOCNを**プロバイダとしています。
*ドメインアドレス:インターネットに接続されているコンピュータに割り当てられる住所を指し、一般には 電話番号に相当する。ドメイン名は、国別コード(日本はjp.)、組織種別コード(大学や研究機関はac.、政府関係はgo.、会社はco.など、ちなみにor.は「その他」)、組織名 (biwa.、med.、ocn.など)、ホスト名(mx.、kamo.、hiei.など)から構成されている。
**プロバイダ:インターネットへの接続サービスを行うために、バックボーン・ネットワーク を構築・管理し、他のプロバイダと相互に構築するものをいう。
Q2:大津市医師会でしか取れないのですか。
A2:プロバイダであるビワローブと大津市医師会が契約して、ビワローブの*サーバーの一部を大津市医師会が借りて、大津市医師会でotsu.shiga.med.or.jpとい うドメインアドレスを付けて発行するものです(ビワローブの貸ドメインサービス)。従ってotsu.shiga.med.or.jpといドメインアドレスを取るには大津市医師会 を介さねばできません。
*サーバー:ネットワークを通じて他のコンピュータから要求を受け、それを処理するコンピュータをいう。
Q3:県医師会発行のメドメールと何処が違うのですか。
A3:滋賀県医師会でもNTTを介してメドメールを発行しています。県で発行しているメドメールのドメインアドレスはshiga.med.or.jpです。滋賀県医師会発行のメド メールアドレスの前にotsu.が付いているのが大津市医師会発行のメドメールアドレスです。滋賀県医師会発行のメドメールのサーバーはNTTのNTT-LS(ランニングシステムズ)という会社のサーバーになり、県医師会が管理していいます。
大津市医師会は、現在大津市医師会員間のネットワーク構築を進めておりますので、会員の方は是非otsu.が付いているメドメールをお取り下さるようお願いいたします。
Q4:どんなメリットがあるの?
A4:*メールサーバーはビワネットのサーバーの一部を大津市医師会が借りて、大津市医師会で管理しますので、安心感がありますす。それと大津市医師会で近く設 置予定の**メーリングリストに加入できます。またNTTのOCNに比べてコストが安いのがメリットです。
*メールサーバー:インターネットの中で電子メールの送信・受信処理を行っているもの。郵便局のようなもの。
**メーリングリスト:電子メールによって特定のメンバー間で情報や意見を交換するシステムのこと。ホストの アドレスにメールを送ることによって、リストに載っているすべてのアドレスにメールが転送されるシステム。
Q5:申し込み方法は?
A5:所定の申込書(3月例会時配布の例会メモの申し込み用紙)に必要事項記載のうえ、大津市医師会事務局(FAX524-3928)へファックスにてお申し込み下さい。
Q6:費用は?
A6:メドメール利用料として年額4,600円(初期設定1,000円を含む)を大津市医師会へ一括納入します。2年目からは年額3,600になります。なお、一旦支払われた会費は返却できませんのでご注意ください。ちなみに県医師会を介してのNTTのメドメールでは年間6,000円になります。
Q7:メドメール開始までの手順は?
A7:つぎのとおりです。
1.パソコンを持っていない会員
まず、機器を買って戴くことになります。初心者であれば、インターネット接続機能を持ったワープロで十分だと思います。パソコンで始 めたい方は、どんな機種でも構いませんが、トラブった場合にすぐ対応のできるアフターサービスのついたものをお勧めします。詳細は医師会事務局にお問い合わせ下さい。機器が揃ったら2へ進みます。
2.パソコンを持ってはいるがインターネットに接続していない会員
従来のアナログ回線からもインターネットに接続できますが、グラフィックなどにアクセスした場合はかなり時間が掛かって費用が嵩みます。そこでNTTのデジタル電 話回線ISDNに加入することを勧めます。その場合ハードウェアとしてインターネットの接続機器(ターミナルアダプター:TA-DSU)が必要です。ソフトウェアとしてはインターネットへ接続するソフトとメールサーバーを持っているプロバイダと契 約する必要があります。どこでも構わないならビワローブを勧めます。
インターネット接続機能を持ったワープロでは、そのまま電話回線に接続すれば良いのですが、メドメールを貰うには、プロバイダと契約する必要があります。
3.既に他のプロバイダに加入してEメールを利用している会員
メドメール取得を義務付けはしませんが、メールアドレスは大津市医師会員は大津市医師会へEメールなどで報告して下さい。medメール取得を希望する会員は大津市医師会事務局に連絡して入会手続きをして下さい。
大津市医師会事務局メールアドレス:oma00001@otsu.shiga.med.or.jp
大津市医師会ホームページ: http://www.otsu.shiga.med.or.jp
Q8:大津市発行のメドメールアドレスを獲得した後、そのアドレスで自分のホームページは持てますか?
A8:残念ながら、ホームページは持てません。メールだけのサービスとなります。
Q9:インターネットやEメールを一度体験したいのですが。
A9:是非一度大津市医師会事務局にお越し下さい。すぐに体験できます。