「秒速5センチメートル」舞台挨拶(四回目)ネタばれあ り


開催日   2007年03月03日(土曜日)      14時50分    

場所    東京シネマライズ(渋谷)
       

出演者
新海監督、西村貴世(作画監督)、丹治匠/馬島亮子(美術)、天門(音楽)
(敬称略)

新海誠とは
ほしのこえで、一躍格好を浴びた短編アニメ作家で、今一番注目されている人です。
特に光の表現と雲の表現はとてもすばらしいです。

会場前の様子
今回、参加したのは四回目の上映なのですが、その前に舞台挨拶がありました。
そのため、会場前には凄い行列が、もっとも全席指定席なので、まぁ座れますが..

なお、舞台挨拶の内容は以下のとおり(ただし、複数人のメモをつき合わせたので
一部記載漏れ等あります。)

新海氏(以下新海):
はじめましての皆様と以前から僕を知っているかたもこんにちは。今回は何事もな
く無事に完成できて良かったと思います。

西村氏:一年半、新海さんのお宅で作業して、呼ばれた当初は 新海さんとねこの
さゆりとボクぐらいしかなくて、いつ完成するのかと思っていましたが、ようやく
完成できました。

丹治氏と馬島氏は軽いあいさつのみで。

天門氏:雲の向こうの時にはまだ子猫だったねこのさゆりが、 いまでは、でぶ猫に
なっているさゆりの成長ぶりに親近感を 感じました。
(余談)
ちなみに天門氏は前作「雲の向こう〜」の前日レイトショー(前夜祭)にもねこのさゆ
りのお話をしていました。まあ、前作のヒロインのなまえもそこからとったという
ことで…w

インタビュア:天門さんは古くから新海さんの作品にかかわっていますが、今回、
この作品をつくってみてどうだったですか?

天門氏:新海さんの雰囲気がいつもと違う感じがして、最初に出会ったころのよう
な感じで作業をして懐かしく思った。

馬島氏:監督から、「雲の向こう〜」の時よりもあたたかさを大事にと言われ、うま
くそれを描いたと思います。

丹治氏:今回は新海宅で週休二日通いで作業していて、最後まで楽しく余裕もって
仕事できたため、とても快適な現場でした。

西村:同じくやはり、現場がのびのび作業としていて楽しかったです。 このくらい
の余裕を持たないといい作品って出来ないのかなぁ と思いました。

新海:一枚一枚ていねいに仕上げることができて、僕自身今までで一番満足してい
ます。 一年半、メインのスタッフは僕の自宅兼スタジオにきてもらって、
みんなが言っているように穏やかな現場でのびのびと作業することが出来ました。
それで、足りない部分はプロのスタジオのかたに頼み、新海作品しか経験ない人、
学生スタッフなどもひとりひとりの力が集まり、一つの作品を作ることが出来まし
た。 どうも、ありがとうございました。

そして、映画が上映開始

内容については割愛だが、個人的に思ったところは以下の通り
・ほしのこえを彷彿とさせるコンセプトだと思います。
 (物理的な距離、心の距離の描写が)
・電車の描写が凄い、とくに寒冷地独特のドアそばの開閉装置を操作せずに置いてお
 くとなれた地元民が操作するところなんか、北国の人間かロケハンしないとわから
 ないです。
・光の表現はあいかわらず凄い、彼の直近の作品であるefを超えている
・H2ロケットの描写が異様にリアル、個人的にH2ロケットとは縁があるのですが、
 ここまで細かく描写されているのはめずらしい。
・曲と画面のシンクロ具合も凄い、とくに第三幕の後半の映像と音楽のリンクはすば
 らしい。

あまりの映像と音楽の融合のすばらしさに、観客はスタッフロールで誰一人立たず
最後には割れんばかりの拍手が巻き起こったのが印象的でした。

今回、この映画を見るために東京に行くか迷いました、実際しばらくしたら大阪
でも名古屋でも見れますし、しかし、この映画だけは是非初日に見たいと思い、上京
したのですが、旅費を出しただけのことはあるクオリティーだと思います。
私は、この作品に出会えて幸せです。このすばらしい作品を作り上げた新海氏とスタ
ッフ一同に敬意を表します。

おまけ
上映一週間前の様子(チケット前売りの様子)(レポート協力、北のかべ氏)
シネカノンでは、上映一週間前に自分の鑑賞できる席を予約することが出来ます。
特に今回の場合、舞台挨拶があるため、チケット争奪戦はものすごいことに
(ちなみに今回は220人程度/1回あたり)
その為、当日の朝5時にはすでに何人かの人が並んでいたとの事でした。
ちなみに、場所の空きを見る限り1回目と2回目の回から売れていった模様です
(声優さんの舞台挨拶があるため)もっとも私は映像側の方に興味があったので
あえて3,4回目を狙ってましたが....
なお、今回の企画、地方在住の私に代わって、悪友の北のかべさんにチケットを
取ってもらう等色々動いていただきました。しかも彼には舞台挨拶のメモ等を頂
くは、上映開場までのエスコートまで
この場を借りてお礼申し上げます。



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