神霊による人生相談

ょっ言。

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-2007年1月28日-
今日は、前回からの続きで、世の宗教に関する神様の視点と、導きや学びについてお話ししようと思います。   世の宗教、とくに世界的宗教には、偉大なる根本神(教祖であり、お釈迦様やキリスト様など)と言われる方がおられます。   そういった方々は、過去より自分の残してきた根本的、基本的な宗教としての教えが、どれだけそのままの状態で純粋に残されて いるのか、どれだけ広められているか等という事よりも、自分達の残した宗教的教えの本質が、今の時代に上手く 伝わっているのか、その本質を過去に説かれた宗教を今の時代に引き継ぐ人々が、どれだけ活かし、人々を導いて行けているのか という方に想いを寄せています。   ですから、今の数ある宗教の中に、過去よりの教えの本質の筋が通っているなら、それで良しとされているのです。   神様の位が高くなるにつれ、自分の残した教えというものを、何時までも護り続けるという事には拘らず、時代性を考慮して 、その時代時代に適合していくものとしての真理の改良を考えておられます。  真理には、必ず基本柱があり、それは何時の 時代でも通用するものでありますが、そこから伸びる指導方針は、少しづつ時代性に合わせて変化して行きます。   それは、人々に理解して貰う意味において、判り易い言葉に置き換えたり、今の時代に当てはまり難くなった教えの一部を 簡素化したり、改良を加えたりする事などで、基本真理は通していく中でも表現方法が違ってきたりします。   新たに宗教を立ち上げる人であっても、その人の経典の中の教えの本質が、しっかりと真理に則っていて、人々をより多く救う 為に自己の能力を磨き、怠らず精進していく姿勢が続けられているなら、神様は応援して下さいます。   しかし、宗教と名乗る中で、自己利益を追い求めたり、御利益信仰、霊能力だけをありがたがって開発したり、そういう 真理の本筋を蔑ろにしたような、中身の無いものになっていると、神様は応援してくださいません。   応援するのは、それなりの霊達であり、何時の時代も、真理という神の言葉に隠れて、人間達や宗教者達を惑わしてきました。   そうした過去の世の中であっても、正しい宗教観を持った宗教者が、時代時代の世風に適合した新しい教えを含んだ宗教を、 必要に応じて立ち上げて来たのです。   その新しい宗教が、今の時代まで延々と繋がり、今存在している数ある宗教であるのです。  神様と言われる高級霊は、 真理の教えの中で、人間達に真理の必要性を訴えてきています。  人間達が、自分の進む道を誤った時や、精神的に辛くなった りした時、自己改革等で反省が必要な時、人間関係に疲れた時、過ちを犯した時など、大抵の場合、この先どうしたらいいのか 判らなくなって、自分の中で希望を失いかけている時に、真理の光は何にも増して輝いた光の矢になって、迷える人々の 暗くなった心の中に、希望の光を灯してくれるのです。  真理の教えは、人間の魂を救います。  人間、本来神の子として 輝く人間の魂は、真理の光の教えを学び、体現して行く事によって、迷いは次第に消えていき、心は救われていくのです。   悩みや心配事は、時代の流れによって様々に変化していきます。  現代の悩みは、昔の悩みよりもっと複雑化してきています。    その悩みに対応できる、現代に見合った教えを説いていく必要があります。  そうした中に、新たな教えである学びを追加して いく事で、時代にあった導きが出来る様になり、万人を救える教えと進化して行くのです。   真理は、時代と共に進化します。  それが、神様の願いであり、教えであり、導きであるのです。   今回は、神様と宗教を説く者としての方面から見た視点と、導きや学びについてお話ししました。


-2007年1月12日-
今日は、神理に関するリクエストで、「宗教に対する神様の意思」というものを教えて欲しいと いうご質問にお答えします。  その中で、宗教に関する争いを、神様はどうご覧になっているのか。   また、人間達をどの様な方向へ導こうとされているのか。  そして、何を学ばせようとしているのか等という ご質問にも、同時に宗教に対しての「神様の意思」という、大くくりな枠の中で説明していこうと思います。   世の中にある宗教というのは、まず根本神(神様の親みたいな存在と思って下さい)から、地球上の様々な国と、その国民性、 そして、その時代背景等に合った教え、今その国に何が必要であるか、何が求められているのかという総合的な認識の下に、 偉大な指導者の魂が下生し、天上界からの指導を受けて、その国に必要な宗教(真理)を広めるのです。  この悠久の歴史が、 インドでは「釈迦」であったり、イスラエルにおいては「イエス・キリスト」であったり、エジプトにおいては「モーゼ」で あったりするのです。  そうして、その国に新たな「真理の教え」としての「宗教」が誕生して行くのです。   今、信仰されている世界的宗教も、その時代に必要とされた教えが根本神理から別れ出てきて、「愛」を基本として真理を説 いたり、「法」としての学びを中心として真理を説いたり、「道徳」を中心として真理を説いたりしているのです。   こういった根本から別れ出た神理を、地上世界に降ろす時には、メインである教えを決めて、真理として国民に広めます。   これが、「宗教」と言う中で、神様から頂いた教えの中の一つであります。  ですから、それぞれの宗教には、全ての教え、 全ての智識が完璧に含まれているのではなく、一つのメインである教えから、複数の教えにも繋がる様に説明がされているのです。   ですから、愛の教えの中には、愛を基に「法」という学びも含まれてありますし、愛を基にした道徳的な教え等も含まれて いるのです。  でも、それら全てがメインではないので、どうしても、それぞれの場所で説かれたメインの教えの方が、 内容的に厚みがあるのは仕方が無いところであります。  こういった教えの過不足の中で、宗教を信仰する人間達の 認識不足が加わり、宗教間の宗教戦争や、自分達が信じている宗教が一番等と言う「宗教的優劣」を決めたがる傾向が出て来る 結果に繋がっているのです。  それが、これが、昔から今の時代まで延々と繋がっているのです。   でも、皆様も一度考えてみて下さい。  根本神である神様の親が皆様とした場合、そこから生まれ出た子供である 釈迦やキリストやモーゼ、孔子や天之御中主神、そういった一つの宗教の、根本神と言われる方々を自分の子供とした場合、 本当に親であるあなた方が嫌いになったりするでしょうか?  また、そんな偉い方々が、天上界において、自分が一番だと 言っていたり、教えが違うからと言って喧嘩をしていると思うでしょうか?  私達の知らない天上界の世界では、 皆が友達であり、兄弟の様な関係であります。  今日本に生まれ出ていても、次はアメリカなどに生まれるかも知れません。   そうした時に、日本で仏教や神道を信仰していたのが、今度はアメリカ等に生まれて、キリスト教なんかを信仰しだすのです。   魂は転生輪廻していきます。  教えが違うからと言って、教えの違う国に生まれては駄目だという事はないのです。   ですから、国や宗教が違うからと言って、教え全てが違う訳ではなく、意味合いの同じ様な箇所は幾つもあるのです。   そうした事をしっかり認識した時に、もっと他人を理解する努力という、広い心が備わってきます。  同じ地球上に住んでいる 人間同士が優劣を決めたり、差別したり、自己の保存の為に他人を害するような事は、してはいけないですし、 どの宗教でも教えとしてある筈です。  しかし、その教えを自我欲等が支配してくると、誤った正義の下に争いが起きたり するのです。  全て、根本から湧き出た教えが、人間サイドまで降りて来ると、その様な間違いが起きる事があるという事 ですね。  私達は、根本の教えである木の幹をしっかり認識する事です。  末端の木の枝ばかり見ていては、 その木の本質が判らないのです。  こういった事で、世の人々は惑わされているのです。  今回は、宗教の出生の起源と、 神様が教えを降ろす意味合い、宗教に関する争い事についてのお話しでした。   次回は、この続きで、宗教に対する神様の視点と、導きや学びについてお話ししようと思います。


-2007年1月1日-
皆様、明けまして おめでとうございますm(__)m
本年も、これまで同様に「真理」を判り易く説くと同時に、「真理」から更に深い意味を持ち、神近くの教えである 「根本真理」、そして更に「神理」という、上位の神が神界で学ばれている教えも、時折お話しして行ければと思って おりますので、どうぞ宜しくお願い致します。   今までお話してきた「真理」とは、神からの道理というものを、一般的に広く判り易く示す為に、この世に生きて行く中での、 真の道理として「真理」という言葉で表してきました。  何故なら、それが世間一般的に常識として言われているものであり 、説かれているものであるからです。  私の所で学ばれている方々の中には、既に、この世に対応する「真理」の学びを経て、 次のステップである「根本真理」、そして更に上の段階である「神理」の段階を学ぼうとされている方もいます。   私の所での真理学習(真理指導)では、根本真理までお話ししています。  そういう意味において、お話の方も少々難しく なる時がありますが、徐々に心に慣らしておいて頂いて、時折考えを深めて行って頂ければ良いかと思います。   真理は、神の世界から私たちの世界に降りて来た教えであり、教えを判り易くする為に言葉を置き換えていたり、真実をある 程度制限されていたりと、本来の意味が薄れています。   根本真理は、真実の教えを殆ど含む教えであり、これを認識出来るだけで、この世に生きた 大きな意味があります。  神理は、その根本真理を生み出した所の教えであり、何故この世に真理を降ろさなければならない のか、神のお考えとはどういうものがあって、今後どういった指導がなされていくのか。  そういう意味の所まで、 踏み込んで行くものです。  後の世界は、あまり一般的には理解し難い世界に入って行きますので、このコーナーでは お話ししませんが、更に上があるという事です。  ちょっとだけ言うならば、この地球全体の進化計画、神理の世界的流転、 そして宇宙神理を含んでいくという事です。  ややこしいですが、まずは真理を自分の心に定着させるようにして頂ければ 良いと思いますし、心の発展も進んで行くでしょう。  そして、次の「根本真理」に進んで行って頂ければ、更に学びの 幅が広がりますし、「自利即自他」の境地も進んで行くでしょう。  根本真理や神理のお話しは、こちらで頃合を見て お話しして行きますので、何時になるか判りませんが、その時が来るまで、お楽しみにお待ち下さいね(*^_^*)