ちょっと一言。
-2007年6月26日-
今日は、自分の発したマイナス的な気の積み重ねると、霊的悪作用と同じ様なものを引き起こすというお話しです。
人間の心が、社会の中で様々な精神的ショックや精神的緊張、精神的負担等で暗く沈んでくると、心からマイナスの精神波動が
出てきます。 このマイナス波動は、普段どんな人達においても、多かれ少なかれ出たり引っ込んだりしているものです。
しかし、これらの精神的負担(ストレス)の度合いが高まってくると、心に溜まった心労というものが、普段の生活の中で
十分に排除出来なくなってきます。 そうすると、憂鬱な心の中の心労は、次第に暗く黒く固まっていき、ドロッとした
真っ黒い血の塊の様な状態になって心の中に沈んでいきます。 この状態になってくると、もう自分一人の力では、
どうしようもないと思われる様な考えに落ち着いてしまって、益々心の安定さを欠き、希望の光も見えないままの生活に
陥ってしまいます。 この状態は、決して霊的な存在に憑かれているのではなく、外部からの精神的負担や、
諸々のストレスを回避出来ずに、心の中に溜め込んでしまい、更に自分の落ち込んだ感情が、暗い気持ちの発散を妨げる
結果となっている状態であり、自分で自分を苦しめているような状態です。 でも、他人から見ると、まるで何かに憑かれた
様な状態に見えるのです。 この状態になると、一度心の中に溜まった塊を、霊的作業で取り除く必要が出てきます。
そうしないと、このままの状態で放っておけば、マイナスの精神波動に引き寄せられて、本当に霊的なものが
やって来て、憑依される恐れが出てくるんです。 心に溜まった塊を取れば、胸の中がスーッとした感じがあり、
何か、胸につかえていた物が無くなった様な感じがあります。
そうすると、「もう一度同じ悩みを
心の中で考えてください」と言って相手に考えてもらうと、「何故だか、さっきまでの様に深刻に考えられなくなった」とか、
「悩みにくくなった」とか、「悩もうと持っても、心が悩みの方向へ向かない」という言葉が返ってきます。
結局、自分で作り出したマイナスの想念の曇りが、身体を包み込んでいたり、身体の内部に溢れ出たりして、身体的にも
不具合(病気等)が出たりするのです。
ですから、何か霊的なモノに憑かれているか、そうでないかは、一般の人には見分け難く、霊が憑いてなくても霊障を
受けているような気になったり、霊障に遭った時の様に具合が悪くなったりするのです。 私の所に来られる方々の中でも、
何も付いてない状態なのに、「自分は霊障に遭っているから物事が悪い方へ進むんです」とか、「霊のせいで、身体の何処々が
具合が悪いんです」とか言われる場合があります。 それで、私が「霊は憑いてませんね」と言うと、もう半分位は気持ちが
スッキリされている方もおられます。 こういう方は、積み重なった精神的負担から、それらは霊障のせいであるという事に
心を置き換えてしまい、何の改善策も思いつかないまま、自分を追い込んでいる人です。 自分を、その分野での専門の方に
診て貰って、自分にはそういう霊的な怖いものは憑いて無いという鑑定(診断)が出れば、それまでの心労は何だったかのよう
に半減するものです。 そして次は、心にストレスを溜め易い性質を改善していく段階に入り、その人に合ったやり方
(考え方、ストレス発散方法、現状からの打開方法等)を教えてあげていくと、今まで見えなかった希望の光が見えてきたと
言って喜んで下さいます。 それで、実際に学んだ事を実践していってもらうと、次に来られる頃には、随分と明るくなられて、
「会社でも認められ、仲間とも上手く付き合えるようになりました」という様になられていて、私はいつも、「人って、考え方や
気持ちの持ち様で、結構、良い様にも悪い様にも変わるんだな〜」と、つくづく思ったりするものです。
-2007年6月17日-
今日は、真理を学びながら実践していくと、自己の努力で霊障から身を護れるというお話しです。
前回でもお話した様に、霊に憑かれたりしますと、身体も疲れやすくなったり、やる気が出なく
なったり、対人関係も悪くなってきたりしますので、普段の生活や、会社勤めが困難な状況に追い込まれたりします。
そんな場合、こちらでお祓いしますと、精神的や身体的には本当に軽くなり、楽になられて帰られます。
でも、真理を学び始めて、まだこれからという時なので、出先や勤め先、誰かに会った時でも、その人が霊的に影響されてい
る(憑かれている)場合、また霊的なモノに影響されてしまう事があります。 また、人間に憑いている場合、大抵は
今住んでいる家にも霊は棲み付いているものです。 家の中で、憑いたり離れたりするのは、人間の身体と部屋とを行き来する
からです。 また、外出している時は身体的に楽に過ごせても、家に帰ろうとすると何故か気分が重くなったり、
家に帰るのが嫌に感じたり、家の中の方が身体的にしんどかったりする場合があります。 これは、家に霊が棲んでいる場合
です。 そういう場合、念入りされた盛り塩をお部屋の中に置いて、部屋中を浄化したりしますと、結構お部屋の空気感が軽
くなった様に感じられますし、お部屋の中が普段より明るく感じられたりします。 これは、霊的浄化が進んでいる証拠です。
普通の憑依現象の場合、大抵これだけでお部屋も家も浄化されて綺麗になっていきますから、後々に霊的影響を受ける事は無く
なっていきます。 それ以外に、一時的には離れても、共通の霊的道筋から、また別の霊が来たりして、そう簡単には離れて
くれない場合があります。 こんな場合は、度々こちらに来て除霊して頂くのも大変だと思いますので、自分である程度お祓い
をしていく事も必要になってきます。 霊を祓わないといけない様な人は、霊の声や気配ぐらいは日常的に聞いたり感じたり
しているのが普通です。 身体も辛い目に遭わされている事も多いです。 これら日常的に起こる霊障を、自分に出来る
範囲で対処していく事も、人によっては必要な場合があります。 それには、真理を学び、霊界の法則を知る事で、霊を
必要以上に怖がらない自分にしていく事です。 不成仏霊は、霊界にいるわりには、今一霊界の法則を知りません。
まあ知っていれば、既に成仏されているんですけどね(^^ゞ 霊を祓うには、霊界の法則を学ぶ必要があります。
でないと、霊が文句を言ってきたり、成仏の仕方を聞いてきたりした時等に、冷静な対応が出来ません。
これは、何も難しい事ではなく、基本的な学びさえ心に入ってあれば十分です。 不成仏霊は、そんなに難しい事は
聞いてきませんし、基本的な事が判ってないから、不成仏霊でいる訳なんですからね。
霊は自分の責任において迷っているんですから、無闇に同情心を起こさず、何故迷うかという基本的な事を心に念じてあげれば、
霊の方でそれを聞いてますから、教えているのと同じ作用をしているのです。 次には、お不動様や天部の神様のように力の
強い神仏、観音様等の様に慈悲の力で導いて下さる仏様などを家にお祀りして、そのお力で援助して頂く事です。
こうして真理を学び、信仰を糧とし、神仏の協力を得て前向きに進んでいくと、次第に霊の方から遠のいて行きます。
決して慌てない事、辛い時ほど腰を据えて取り組んでいこうという姿勢を見せ続ける事で、霊はもっと簡単に落とせる相手を
探し始めたり、神仏の助言や真理を学ぶ人の姿勢に打たれて、浄化されてゆきますので霊障も消えていきます。
次は、霊と対決する実践に入っていきますが、各自の魂の資質に関係ありますので、しっかり鑑定してから、やるやらないを
決めた方が賢明だと思いますので、ここで詳しく書く事は避けておく事にしますが、実際に私の指導で何名かは自分で
霊を祓ったり出来るようになられた方がおられます。 霊に憑かれない身体になられた方は、数多くおられますよ。
-2007年6月7日-
今日は、霊的作用、霊的な能力を持つ事で起きる悩みと、対処法についてお話しします。
霊能力と言えば、近年いろいろと持てはやされていますが、何かの霊的能力を持っている事で、人知れず悩んで
おられる方は多いと思います。 他人と変わりなく過ごしてきた人でも、何かのきっかけで霊的な能力を持つ様になったり、
小さい頃から何かの霊的能力を持っていて、それが大人になるにつれ次第に目覚め始めてきて、色んな霊の声が聞こえたり、
霊が見えたりする事で生活の中に霊的現象が増えていくと、それらが悩みの種となってきたりします。
自分の持つ霊的能力をコントロール出来ないと、様々な霊の影響を受けてしまいます。
霊は、時と場所に関係なくやって来ます。 昼間でも、頭の中に直接声をかけてきたりします。
夜になって寝ようとすると、また何か言ってきたりして、ぐっすり眠る事が出来ない日々が続いたりします。
霊が見える人は、見たくなくても、他人に憑いている霊が見えたりします。 時には、他人に憑いている霊に、余計な事を
言うなよと脅かされたりしたという経験を持つ人もいるでしょうね。 霊は、見える人、感じる人、普段から霊的な事に気を
掛けている人にしか出ないですから。
霊が見えると怖いですよ。 霊の方も自分の存在を判って欲しいので、見える人には「この人だ」と決め込んで付きまといます
。 これが憑依現象というものになり、家の中でも出てきたりしますから厄介です。
霊的影響が強く出てくると、人間の意識に作用させてマイナスな考えを引き起こし、うつ病にもなったりします。
(不成仏霊は基本的に、マイナス思考の塊ですから) そうなると、人間関係にも影響が出てきて、何をやっても上手くいか
ないという事が続き、正常な社会的営みが出来ないなど、
普通の人には理解してもらえない悩みを抱え込むようになります。 また、霊的に敏感であったり、霊媒体質であったりすると、
人混みや神社仏閣等に出掛けると、時々何かの不成仏霊を引き連れてきたりします。
そういう人は大抵、直観力があるので、あそこは行かない方がいいなとか、
何か嫌な気がするから、ここは避けよう等と思ったりしていると思います。 それで、大きな厄介事に至らずに済むという
事もあります。 霊的に敏感な人などは、後に困る事が判るので、そうして自分の身を護ったりしているのです。
霊的に敏感という事は、霊に影響されやすい人であり、霊媒体質であるという事です。
それなら、その体質を無くする事は非常に難しいので、真理を学び、自分の霊的な体質の改善を図っていく中で、心身ともに強く
なっていけば、霊的影響からの悩み事は本当に少なくなっていきます。 霊的な能力はあっても、真理知識が不足している為に
悩んでいる事はとても多いのです。 何故そうなるのかという事自体が判らないまま、自分なりのお祓いや予防策をしていても、
効果が出ない場合が多いのも、真理の面から言うと、打つべき的が見えないまま闇に向かってピストルを打っているようなもので
す。 大抵は、本当の霊的な能力というよりも、憑依による強制的な霊的能力というものがとても多いのも、現代社会の中での
特徴です。 社会悪が蔓延っている中、どうしても闇の霊的な作用が多く、心の中が暗い人、何かにつけて
マイナスの考えを持ってしまう人、こういう人達は、自分の心の闇が霊的な闇を引き付けるという事も理解しておいた方が良いと
思います。 真理の学びには心の改善が中心であり、心を明るく前向きにしていく方法や考え方などを、頭でなく心で
理解していけるようにする事が大事です。
これは、霊能者でも、心理カウンセラーでも、精神科の先生方でも、裏では人知れずそういう悩みを持ちながら生きておられる
方々が案外多く、そういう方々が、私の所に来られてアドバイスや真理指導を受けて帰ったり、憑いている霊を浄霊したりして、
普段の落ち着いた生活を取り戻されていたりします。
霊に関する悩みといっても、殆どが真理を十分に理解されていない為に起こる悩みが多いのです。
また、霊的能力があるというだけで、迷える霊にすがられたり、狙われたりするので大変ですから、しっかりとした正しい
真理知識を身に付ける事で、正しい判断、強い心、明るく前向きな心が養われてきます。
そうすると、自己の霊的能力も良い意味で向上し、霊的な体質なども持っているけど、不成仏霊に影響されないようになります。
正しい真理知識を基に、正しく心の状態が改善されれば、心の波動も良くなりますので、霊も憑く事が出来なくなってきます。
そして、今まで判らなかった霊的世界の事も、真理の学びで判るようになってくれば、霊的な事
にも怖がらず、ある程度自分で対処できるようになります。 自分で霊的作用をコントロールする術を
身につけられるようになれば、悩み事も自然と減少し、霊媒体質であっても、普通の生活を楽に過ごせるという事が出来るように
なります。 霊を如何こうと言うより、まずは自分の心を正し、真理を学び、意志を強く持って前向きに進んで行く気持ちでい
る事が、霊からの悩みを解決していく一番の近道になるんですよ。 それが、心の成長から、人間的発展にも繋がるしね(^−^)